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RecordManager によってレコードにアクセス

データを表示するときのひとつの重要なタスクは、基本データを列挙することです。DataPresenter コントロールは RecordManager と呼ばれるメカニズムを含みます。RecordManager によって、異なるフォーマットのレコードへのアクセスがより簡単になります。たとえば、RecordManager の UnSorted オプションを使用することによってソートされないフォーマットでデータで作業できます。UnSorted オプションは読み取り専用の DataRecordCollection を返します。これで DataRecord のこのコレクションで列挙して、レコードの Field から主要な情報を検索できます。

RecordManager は Sorted DataRecord のコレクションを検索することも可能です。Sorted DataRecords は、エンドユーザーが並べ替える順序であればどの順序でも並べ替えられます。RecordManager の IsSorted プロパティを使用して、エンドユーザーがレコードをソートしたかどうかをチェックします。

以下の疑似コードは、エンドユーザーがレコードを並べ替えたかどうかをテストしています。ユーザーがレコードを並べ替えた場合、DataRecordCollection のインスタンスが作成され、並べ替えられたれコートが保存されます。

C# の場合:

DataRecordCollection myCollection;
RecordManager myManager = XamDataGrid1.RecordManager;
if (myManager.IsSorted)
{
    myCollection = myManager.Sorted;
}

Visual Basic の場合:

Dim myCollection As DataRecordCollection
Dim myManager As RecordManager = XamDataGrid1.RecordManager
If myManager.IsSorted Then
    myCollection = myManager.Sorted
End If