バージョン

範囲の構成 (XamRadialGauge)

トピックの概要

目的

このトピックでは、 XamRadialGauge コントロールの範囲の概念的な概要を提供します。範囲のプロパティについて説明し、範囲をラジアル ゲージに追加する方法の例も示します。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このセクションでは、 XamRadialGauge コントロールおよびその主要機能の概要を説明します。

このトピックではコード例を使用して、XamRadialGauge コントロールを WPF アプリケーションに追加する方法を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

範囲の概要

範囲の概要

範囲は、ゲージ スケール上の指定された最小値と最大値によってバインドされた、連続した値のセットを強調表示します。複数のブラシを指定し、開始と終了の値に沿って複数の範囲をスケールに追加できます。範囲を XamRadialGauge コントロールに追加するには、XamRadialGaugeRange オブジェクトを作成して Ranges コレクションに追加します。

プレビュー

以下の画像は、3 つの範囲 (0-3; 3-7 および 7-10) を追加した場合の XamRadialGauge コントロールのプレビューです。

Configuring Ranges 1 17 1.png

範囲のプロパティ

範囲のプロパティの概要

以下の表は、 XamRadialGaugeRange のプロパティの概要を示します。

プロパティ名 プロパティ タイプ 説明

Brush

範囲に割り当てられた色

Double

範囲が始まる開始の値

Double

範囲が終る終了の値

Double

範囲の内部スイープの描画を開始するゲージの中心からの距離 (通常は、0 から 1)。ゲージの標準の半径より拡張させるために、0.5 より大きい値を使用します。

Double

範囲の内部スイープの描画を終了するゲージの中心からの距離 (通常は、0 から 1)。ゲージの標準の半径より拡張させるために、0.5 より大きい値を使用します。

Double

範囲の外部スイープの描画を開始するゲージの中心からの距離 (通常は、0 から 1)。ゲージの標準の半径より拡張させるために、0.5 より大きい値を使用します。

Double

範囲の外部スイープの描画を終了するゲージの中心からの距離 (通常は、0 から 1)。ゲージの標準の半径より拡張させるために、0.5 より大きい値を使用します。

範囲の構成

以下のスクリーンショットは、以下の XamRadialGaugeRange 構成を使用して、XamRadialGauge コントロールが描画する方法を示します。

プロパティ

Blue

0

20

0.5

0.4

Configuring Ranges 2 17 1.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamRadialGauge x:Name="radialGauge" >
   <ig:XamRadialGauge.Ranges>
      <ig:XamRadialGaugeRange
         Brush="Blue"
         StartValue="0"
         EndValue="20"
         OuterStartExtent=".5"
         OuterEndExtent=".4"/>
   </ig:XamRadialGauge.Ranges>
</ig:XamRadialGauge>

C# の場合:

var range1 = new  XamRadialGaugeRange
range1.Brush = new SolidColorBrush(Colors.Blue);
range1.StartValue = 0;
range1.EndValue = 20;
range1.OuterStartExtent = 0.5;
range1.OuterEndExtent = 0.4;
radialGauge.Ranges.Add(range1);

Visual Basic の場合:

Dim range1 As XamRadialGaugeRange = New XamRadialGaugeRange
range1.Brush = New SolidColorBrush(Colors.Blue)
range1.StartValue = 0
range1.EndValue = 20
range1.OuterStartExtent = 0.5
range1.OuterEndExtent = 0.4
radialGauge.Ranges.Add(range1)

関連コンテンツ

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックではコード例を使用して、XamRadialGauge コントロールを WPF アプリケーションに追加する方法を説明します。

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