バージョン

Infragistics Control Persistence Framework について

Infragistics Persistence Framework™ ライブラリはコントロールの現在の状態を保存およびロードするために使用できる統一された API を提供します。

Persistence Framework では、Ultimate UI for WPF に固有なもので、クロスプラットフォームコントロールではないコントロールは完全にはサポートされません。

パーシステンス プロセスのすべての段階を管理できます。どの DependencyObjects が保持され、どの DependencyObjects プロパティを保存およびロードできるのかを定義できます。保存およびロード プロセスは簡単にカスタマイズできます。

静的な Save メソッドはさらに処理できる MemoryStream を返します。独立したストレージなど、保存先はユーザーが決定します。

  • ひとつのコントロール設定は PersistenceManager オブジェクトの Save および Load メソッドによって保存およびロードできます。

  • 複数のコントロール プロパティは、 PersistenceGroup プロパティによってひとつのデータ ストアに保存できます。

  • 保存するプロパティをカスタマイズするには、 PersistenceSettings オブジェクトと、 PropertySettingsIgnorePropertySettings の 2 つのコレクション プロパティを使用する必要があります。

  • コントロール プロパティは名前またはタイプで識別できます。PropertyNamePersistenceInfo プロパティまたは PropertyTypePersistenceInfo プロパティをそれぞれ使用できます。PropertyPersistenceInfoBase クラスを拡張する新しいクラスを作成することによって、情報を保存およびロードする方法に固有のビジネス ロジックを実装できます。

  • 各プロパティの保存とロードのためにイベントが発生します。プロパティの保存とロード方法を変更できます。イベントは、PersistenceSettings オブジェクトによって保存される各 DependencyObject に、または PersistenceGroup オブジェクトによってコントロール グループ全体に添付できます。PersistenceSaved イベントと PersistenceLoaded イベントはすべてのオブジェクトが保存およびロードされた後に限り発生します。PersistenceSettings では、すべてのプロパティが保存およびロードされた後にイベントが発生します。

  • ロード中にスローされるすべての例外が取得され、オブジェクトがロードされた後に発生する PersistenceLoaded イベントで提示されます。

注:

Note

xamComboEditor コントロールで SelectedItems コレクションを永続し、復元するには、データ モデル クラスには空のコンストラクターを持ち、IEquitable インターフェイスを実装し、Equals および GetHashCode メソッドをオーバーライドする必要があります。