このトピックは、利用可能なさまざまなタイプの操作レイヤーなど、XamFinancialChart™ コントロールで使用できる注釈や操作について概念的な情報を提供します。
このトピックは、以下のセクションから構成されています。
操作は、シリーズ コレクションに追加されるシリーズであるホバー操作レイヤーを介して実装されます。これらのレイヤーはカーソルの位置に依存します。操作レイヤーを XamFinancialChart コントロールに追加すると、十字線および/またはヒントのデフォルト ビヘイビアが無効になります (追加されるレイヤーのタイプ)。
デフォルトのビヘイビアは、操作レイヤーのカーソルを動かすときの組み込みビヘイビアと視覚的な機能が似ているため無効になります。ただしこのビヘイビアを上書きし、操作レイヤーの機能に加えてデフォルトの十字線機能を実行できるようになります。また、一度に 1 つのツールチップ レイヤーで 1 つのシリーズのみが対象になります。1 つのシリーズで複数のヒントレイヤーをターゲットにすると、ヒントを使用する操作レイヤーが正しく動作しなくなります。
これは、シリーズのツールチップが UIElements
であり、ビジュアル ツリーに一度にアタッチできるのが一か所のみであるためです。
シリーズに対してツールチップを複数の場所で使用することはできません。
以下の画像は複数のレイヤーが有効にされた XamFinancialChart コントロールを表示します。
現在、 XamFinancialChart コントロールで利用可能なホバー操作レイヤーは 3 種類で、注釈レイヤーは 2 種類あります。これら各操作レイヤーが異なるホバーおよびツールチップの操作を個別に、または組み合わせて提供し、強力な操作を実現します。
以下の表は、XamFinancialChart コントロールで利用可能な各レイヤー タイプの概要です。
このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせて参照してください。