バージョン

軸目盛の構成

このトピックは、 XamDataChart コントロールのカスタム軸スケール機能を紹介し、コード例を示して、サポートされる軸スケールの使用方法を説明します。

概要

トピックは以下のとおりです。

概要

XamDataChart コントロールでは、数値軸により組み込みスケーラを使用してデータ値をスケールできます。これは、 ScaleMode タイプの列挙値を数値軸上の ScaleMode プロパティに設定して行います。このプロパティを設定することにより、軸スケーラーをリニアまたは対数 NumericScaler オブジェクトに効果的に設定します。動作は、 NumericAxisBase. Scaler プロパティの設定と同じです。ただし、列挙可能なプロパティの方が便利な場合が多いです。カスタム軸スケーラーを数値軸の Scaler プロパティに適用する方法については、「 カスタム軸スケーラーの作成」トピックを参照してください。

動作は、NumericAxisBase.Scaler プロパティの設定と同じです。ただし、列挙可能なプロパティの方が便利な場合が多くなります。カスタム軸スケーラーを数値軸の Scaler プロパティに適用する方法については、「カスタム軸スケーラーの作成」トピックを参照してください。

プロパティ

以下の表は、数値軸のスケールに影響するプロパティのリスト

軸プロパティ プロパティ タイプ 説明

数値軸のスケールモードを取得または設定します。

int

Logarithmic スケール モードの数値軸の場合に対数ベースを取得または設定します。

数値軸をスケールするために使用する数値スケーラを取得または設定します。このプロパティはいずれかのオブジェクトに設定してください。

数値 x-axis の場合:

数値 y-axis の場合:

Note

注: 2011 Volume 2 リリースの前に 2 つの軸スケーリング機能がありました。リニアと対数です。2 つのモードは NumericAxisBase. IsLogarithmic プロパティを使用して切り替えられました。対数の底が NumericAxisBase. LogarithmBase プロパティを使用して編集できました。これらのプロパティはまだサポートされていますが、ScaleMode プロパティまたは Scaler プロパティを IsLogarithmic の代わりに使用することをお勧めします。

以下のコードは、XamDataChart コントロールでプロットされたスケール データ値に組み込み軸スケーラを使用する方法を示します。

XAML の場合:

<ig:XamDataChart.Axes>
    <ig:NumericXAxis x:Name="xAxis" Name="Linear"  />
    <ig:NumericYAxis x:Name="yAxis" Name="Logarithmic" ScaleMode="Logarithmic" LogarithmBase="2" />
</ig:XamDataChart.Axes>

C# の場合:

var xAxis = new NumericXAxis();
 xAxis.ScaleMode = NumericScaleMode.Linear;
var yAxis = new NumericYAxis();
yAxis.ScaleMode = NumericScaleMode.Logarithmic;
yAxis.LogarithmBase = 2;

Visual Basic の場合:

Dim xAxis As New NumericXAxis()
xAxis.ScaleMode = NumericScaleMode.Linear
Dim xAxis As New NumericYAxis()
yAxis.ScaleMode = NumericScaleMode.Logarithmic
yAxis.LogarithmBase = 2
xamDataChart Using Axis Scales 01.png

図 1 - Y 軸に適用される対数スケール付きの XamDataChart のプレビュー。

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