AlwaysValidate プロパティ (ValueEditor)

ユーザーが値を変更しない場合、エディターの値を検証するかどうかを指定します。デフォルト値は False です。エディターは、ユーザーが値を変更されたのみときに検証されます。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Property AlwaysValidate As Nullable(Of Boolean)

C#

public Nullable<bool> AlwaysValidate {get; set;}

解説

デフォルトで、値が無効かどうかと関係なく、ユーザーが値を変更された時のみに検証されます。ユーザーが値を変更せずに、エディターが初期化された無効な値を持つエディターを離れようとする場合、検証されません。この動作を変更するには、AlwaysValidate を True に設定します。この場合、ユーザーが値を変更されるかどうかと関係なく、InvalidValueBehavior プロパティに基づいて、エディターの値が無効である限り、検証します。

たとえば、エディターの ValueConstraint の MinLength 制約は 5 に設定します。エディターを MinLength 制約の 5 を満たさない「a」の文字列によって初期化します。現在の値は値制約を満たさないので、エディターの IsValueValid プロパティは false に設定されます。ユーザーが値を変更しないでエディターから離れようとすると、エディターはデフォルトで検証動作せずに、ユーザーに無効な値であることを知らせます。ただし、AlwaysValidate プロパティを Ｔrue に設定すると、エディターは検証動作を実行します。ユーザーが値を変更する場合、このプロパティの設定と関係なくエディターを検証します。