データ レコードはレコード フィルターを渡すかどうかを決定するのに使用される 1 つ以上の条件を指定します。レコード フィルターの Field と関連付けられたセル データがその条件に対して評価され、データ レコードをフィルターするかどうか判断します。セル値がこの条件を満たさない場合、データ コードはフィルター アウトされます。データ レコードの DataRecord.IsFilteredOut プロパティは、データ レコードがフィルター条件を満たしているかどうかを反映します。デフォルトでは、フィルターされたデータ レコードは非表示になります。しかし、FilterAction プロパティによりフィルターされたレコードにどのように対処するか指定できます。
任意の Infragistics.Windows.Controls.ICondition 派生オブジェクトを条件グループに追加できます。このインターフェイスを実装する組み込みクラスには Infragistics.Windows.Controls.ComparisonCondition、Infragistics.Windows.Controls.ComplementCondition、および Infragistics.Windows.Controls.ConditionGroup があります。ComparisonCondition を使用して、標準に使用されるフィルター条件の指定ができます。ComplementCondition は他の条件の結果を補います。Infragistics.Windows.Controls.ConditionGroup は ICondition を実装するため、条件グループ内の条件グループの作成ができます(ネストされている条件の作成が可能です)。
また Infragistics.Windows.Controls.ComparisonCondition は Infragistics.Windows.Controls.SpecialFilterOperandBase インスタンスをその比較値としてサポートします。組み込み特殊オペランドは、静的プロパティとして Infragistics.Windows.Controls.SpecialFilterOperands クラスから公開されます。詳細および使用できる特殊オペランドのリストについては、Infragistics.Windows.Controls.SpecialFilterOperands を参照してください。この特別なオオペランド (FirstQuater、Today、ThisWeek、AboveAverage、Top10 など) を使用して、よく使用されるフィルター条件でデータをすばやくフィルターできます。拡張することも可能です。SpecialFilterOperandBase からクラスを派生して、固有な特別オペランドの作成が可能です(またはビルトインの特別オペランドのロジック オーバーライドも可能です)。SpecialFilterOperands の Infragistics.Windows.Controls.SpecialFilterOperands.Register(Infragistics.Windows.Controls.SpecialFilterOperandBase) メソッドを使用して、データ プレゼンター フィルタリング UI のカスタム オペランドを簡単に統合することも可能です。