バージョン

xamGrid コントロールの代わりに xamDataGrid コントロールを使用してください。xamGrid は数年以内に廃止する予定のため、新しい機能の追加はありません。xamGrid のサポートおよび重要なバグ修正は廃止時まで提供されます。コードベースの xamDataGrid への移動に関する質問は、サポートまでお問い合わせください。

選択

選択機能によって、xamGrid の行、セル、および列の選択が有効になります。一度選択が有効になると、様々なプロパティを設定して、希望の選択のタイプを構成する必要があります。エンド ユーザーは、連続するブロックまたは範囲、および非連続のブロックのセルを選択できます。

Note

注: SelectionSettings オブジェクトの CellClickAction プロパティが SelectCell に設定され、RowSelection が有効な場合、行を選択するための唯一の方法は行セレクターを使用することです。詳細は行セレクターのトピックを参照してください。

デフォルトでは、選択は xamGrid コントロールで有効ではありません。セル、行、列の選択を有効にするには、 SelectionSettings オブジェクトの以下のプロパティを、 SelectionType 列挙値に設定することができます。

  • CellSelection - xamGrid でセル選択を有効にします。

  • ColumnSelection - xamGrid で列選択を有効にします。

  • Row Selection - xamGrid で行選択を有効にします。

単一選択が有効な場合、エンド ユーザーはセル、列または行を一度に 1 つのみ選ぶことができます。

複数選択が有効な場合、エンドユーザーは複数のセル、列または行を以下の方法で選択できます。

  • 列ヘッダークリックして選択します。

  • 複数の連続選択の場合はクリック アンド ドラッグします。

  • 複数の連続選択の場合は SHIFT キーを押しながらクリックします。

  • 複数の非連続選択の場合は CTRL キーを押しながらクリックします。

SelectionSettings オブジェクトの CellClickAction プロパティは、クリック アクションが発生した場合に、行またはセルが選択されるかどうかを判断します。デフォルトで、これは SelectCell に設定されます。

以下のコードは xamGrid コントロールでセル、列、行選択を有効にする方法を示します。

XAML の場合:

<ig:XamGrid x:Name="MyGrid" AutoGenerateColumns="False">
   <ig:XamGrid.SelectionSettings>
      <ig:SelectionSettings CellSelection="Multiple"
         ColumnSelection="Multiple" RowSelection="Multiple"/>
   </ig:XamGrid.SelectionSettings>
…
</ig:XamGrid>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Controls.Grids
...
Me.MyGrid.SelectionSettings.CellSelection = SelectionType.Multiple
Me.MyGrid.SelectionSettings.ColumnSelection = SelectionType.Multiple
Me.MyGrid.SelectionSettings.RowSelection = SelectionType.Multiple

C# の場合:

using Infragistics.Controls.Grids;
...
this.MyGrid.SelectionSettings.CellSelection = SelectionType.Multiple;
this.MyGrid.SelectionSettings.ColumnSelection = SelectionType.Multiple;
this.MyGrid.SelectionSettings.RowSelection = SelectionType.Multiple;

以下のスクリーン ショットは、選択が有効なグリッドを示しています。

選択