バージョン

xamGrid コントロールの代わりに xamDataGrid コントロールを使用してください。xamGrid は数年以内に廃止する予定のため、新しい機能の追加はありません。xamGrid のサポートおよび重要なバグ修正は廃止時まで提供されます。コードベースの xamDataGrid への移動に関する質問は、サポートまでお問い合わせください。

フィルタリング

xamGrid コントロールによって、エンドユーザーはグリッド内に含まれるデータをフィルターすることができます。この機能を使用すれば、エンドユーザーは必要となるデータを見つける支援となるより管理しやすい方法でデータのサブセットを表示できます。

フィルター メニュー

フィルタリング機能のフィルター メニュー セクションは、個々の列で使用可能な一意の一連の値とともにメニューをエンドユーザーに表示します。またエンドユーザーは特定の値を選択してフィルターに含めることができます。

フィルターしたい個々の値をエンドユーザーが入力することを可能にする追加のオプションも使用できます。これは、Filters オプションを選択することで実行できます。オペランドのドロップダウンがエンドユーザーに表示されます。カスタムのフィルターを作成した場合、ドロップダウンにこれらも表示されます。詳細は、 カスタムフィルターの作成を参照してください。

フィルター行

フィルタリングを有効にすると、列ごとのテキストボックスとドロップダウン リストを含むフィルター行が表示されます。エンドユーザーはテキストボックスにフィルターしたい値を入力でき、ドロップダウン リストのフィルター ルールに基づいて、フィルターされたデータがエンドユーザーに表示されます。

フィルター オペランド

フィルター行は、エンドユーザーに以下のオペランドを提供します。

  • 等しい

  • 等しくない

  • より小さい

  • 以下

  • より大きい

  • 以上

  • ~で始まる

  • 含む

  • ~で終わる

  • ~始まらない

  • 含まない

  • ~で終わらない

フィルタリングを有効にする

デフォルトでは、Filtering は xamGrid コントロールで有効ではありません。フィルタリングを有効または無効にするには、 FilteringSettings オブジェクトの AllowFiltering プロパティを FilterUIType 列挙体の以下の値のいずれかに設定します。

  • FilterRowTop - この値はフィルタリングを有効にし、xamGrid コントロールの上にフィルター行を配置します。

  • FilterRowBottom - この値はフィルタリングを有効にし、xamGrid コントロールの下にフィルター行を配置します。

  • FilterMenu - この値によってフィルタリングを有効にして、ヘッダー セルにフィルター メニューを表示します。 ;

  • None - この値はフィルタリングを無効にします。

以下に、フィルタリングを有効する方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
   <ig:XamGrid x:Name="dataGrid" AutoGenerateColumns="False">
      <ig:XamGrid.FilteringSettings>
         <ig:FilteringSettings AllowFiltering="FilterRowTop">
         </ig:FilteringSettings>
      </ig:XamGrid.FilteringSettings>
      …
   </ig:XamGrid>
</Grid>

Visual Basic の場合:

Me.dataGrid.FilteringSettings.AllowFiltering = FilterUIType.FilterRowTop

C# の場合:

this.dataGrid.FilteringSettings.AllowFiltering = FilterUIType.FilterRowTop;
フィルタリング