Records がデータ項目のプリセットのピアであるのと同様に、フィールドは DataPresenterBase 派生コントロールのデータの「属性」のピアです。
データの属性はデータ ソースのスキーマに依存します。.NET オブジェクトの列挙可能なコレクションをデータ ソースとして使用できます。これは .NET ビジネス オブジェクト、ADO.NET DataTables、および XPath 式で選択された XML ノードからデータを選択するための大きな自由を提供します。したがって、データの属性は .NET ビジネス オブジェクト、DataTable の DataColumns、または XML ノードの LocalName のプロパティで識別できます。
フィールドは、以下を含むあらゆるレコードにあるデータについての全般的な品質を記述します。
データ バインディングの段階に続き、コントロールはデータが持つ属性をデータソースから見つけます。これによって属性から Field オブジェクトを自動生成することができます。 AutoGenerateFields プロパティを False に設定することによってこの動作を無効にできます。これによって、すべての Field オブジェクトを自身で完全に指定することができ、レイアウトにさらなる柔軟性を提供します。「 フィールド レイアウト」のトピックでフィールドのレイアウトに関するより詳細な情報をご覧いただけます。
フィールドはシンプルな行または列ベースのテーブルよりも複雑なレイアウトを指定するために使用できます。
グリッドに配置されたフィールド ラベルの垂直および水平方向の範囲を決定する ColumnSpan と RowSpan。
フィールドは Visibility プロパティを False に設定することによって非表示にできます。たとえば、人が読みやすいということよりもマシンの使用を意図したデータを含むフィールドを持つ場合 (レコードの主要キーとして機能する GUID など)、ユーザーに表示せずに非表示することをお勧めします。