xamComboEditor (Input) コントロールの代わりに xamComboEditor コントロールを使用してください。xamComboEditor (Input) は数年内に廃止する予定のため、新しい機能の追加はありません。xamComboEditor (Input) のサポートおよび重要なバグ修正は廃止時まで提供されます。コードベースの xamComboEditor への移動に関する質問は、サポートまでお問い合わせてください。
xamComboEditor™ コントロールは、.NET Framework によって提供される ComboBox コントロールに似たエディターです。.NET Framework ComboBox コントロールとまったく同じように、xamComboEditor コントロールはエンドユーザーが単一の項目を選択することができるドロップダウン リストを表示できます。ComboBox コントロールのデフォルト機能とともに、xamComboEditor は ValueEditor クラスによって提供される機能も継承します。.Net Framework と xamComboEditor によって提供される ComboBox コントロールの最大の違いは、データをコントロールにバインドする方法です。
.NET Framework によって提供される ComboBox コントロールと異なり、xamComboEditor は ComboBoxItemsProvider オブジェクトのインスタンスに設定できる ItemsProvider プロパティを公開します。ComboBoxItemsProvider オブジェクトは、その他の任意の Microsoft® Windows® Presentation Foundation ItemsControl と全く同様に使用できる Items プロパティと ItemsSource プロパティを公開します。
データ バインディング機能を提供する ComboBoxItemsProvider オブジェクトを持つことによって、xamComboEditor は xamComboEditor の複数のインスタンスで ComboBoxItemsProvider オブジェクトの単一のインスタンスを共有できます。これによって xamComboEditor の複数のインスタンスが同じデータ ソースを使用する状況においてオーバーヘッドを大幅に削減します。たとえば、xamDataGrid™ で xamComboEditor を Field のエディターとして使用する場合、単一の ComboBoxItemsProvider オブジェクトが、Field の Cells 内で全ての xamComboEditors コントロールによって共有されます。
xamComboEditor の開始および終了の ItemsProvider プロパティ タグ内で ComboBoxItemsProvider オブジェクトの新しいインスタンスを宣言できます。ResourceDictionary で ComboBoxItemsProvider の新しいインスタンスを宣言して、このリソースを参照するマークアップ拡張に xamComboEditor の ItemsProvider プロパティを設定することができます。同じデータ ソースを使用する複数の xamComboEditors を持つ場合、オーバーヘッドを削除するために Resource として ComboBoxItemsProvider オブジェクトのインスタンスを宣言する必要があります。