バージョン

XmlDataProvider の作成

始める前に

XmlDataProvider を使用することによって、XML ファイルにコントロールをバインドできます。

このトピックでは、XmlDataProvider を特定のコントロールバインドする方法についての説明はありません。ただし、コントロール固有のタスクについてはこのトピックで作成された XmlDataProvider を使用する必要があります。このトピックで作成した XmlDataProvider にコントロールをバインドする方法については、このトピックの最後にあるリンクをご覧ください。

達成すること

このトピックは、Extensible Application Markup Language (XAML) で XmlDataProvider オブジェクトを作成する方法を示します。XmlDataProvider を宣言するための XAML は、一般的にコントロールに依存しなくても十分な程度に記述されています。

このトピックで使用される XML ファイルは Orders.xml と呼ばれ、ダウンロードすることができます。例の XAML コードは、プロジェクト内の "Data" というフォルダに XML ファイルが存在していることが前提です。

次の手順を実行します

  1. Microsoft® Windows® Presentation Foundation Window プロジェクトを作成します。

  2. Resources セクションを Window または Page で作成します。

XAML の場合:

...
<Window.Resources>
        <!--TODO: ここで XmlDataProvider を追加します。-->
</Window.Resources>
...
  1. XmlDataProvider を Resources セクションに追加します。

    1. Key - Key プロパティを OrderData に設定します。この Key を使用してデータ プロバイダを後で参照します。

    2. Source - Source プロパティを Data/Orders.xml に設定します。

XAML の場合:

...
<XmlDataProvider x:Key="OrderData" Source="Data/Orders.xml" />
...
  1. この時点でアプリケーションを実行すると、空の Window を表示するだけです。結果を確認するためには、コントロールを Window に追加して、このトピックで作成した XmlDataProvider をコントロールにバインドする必要があります。