バージョン

xamGrid コントロールの代わりに xamDataGrid コントロールを使用してください。xamGrid は数年以内に廃止する予定のため、新しい機能の追加はありません。xamGrid のサポートおよび重要なバグ修正は廃止時まで提供されます。コードベースの xamDataGrid への移動に関する質問は、サポートまでお問い合わせください。

DateTimeColumn

トピックの概要

目的

このトピックでは、 DateColumn 列タイプを使用して、xamGrid™ コントロールで DateTime データを表示する方法を説明します。

前提条件

以下の表に、このトピックを理解するための前提条件として求められるトピックをリストします。

トピック 目的

このトピックは、基本データ ソース内のプロパティのデータ タイプに基づいて xamGrid 列を示します。

本トピックの内容

このトピックには次のセクションがあります。

要件

概要

DateTimeColumn を使用する場合、追加アセンブリへの複数の参照が必要です。

要件の概要図

以下の表は、DateTimeColumn を xamGrid コントロールに追加するための要件の概要を示しています。

要件 説明

InfragisticsWPF4.Controls.Editors.XamDateTimeInput.v20.1 への参照

xamDateTimeInput コントロールを含む Ultimate UI for WPF アセンブリ

InfragisticsWPF4.Controls.Editors.XamMaskedInput.v20.1 への参照

xamMaskedInput コントロールを含む Ultimate UI for WPF アセンブリ

InfragisticsWPF4.Controls.Grids.DateTimeColumn.v20.1 への参照

xamGrid コントロールで使用する DateTimeColumn 列を含む Ultimate UI for WPF アセンブリ

InfragisticsWPF4.Controls.Editors.XamCalendar.v20.1 への参照

xamCalendar コントロールを含む Ultimate UI for WPF アセンブリ

DateTimeColumn 列を xamGrid に追加

概要

以下の例は、DateTimeColumn 列を xamGrid コントロールに追加して、その主要プロパティを設定する方法を示します。また、マスクを適用して表示された DateTime 値の書式設定を行う方法も示します。

プロパティ設定

以下の表は、推奨の構成/ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。

目的 プロパティ 次に設定

表示された DateTime 値にマスクを適用します

表示された DateTime 値に適用されたマスクを表す文字列。

以下のマスクの例です。

  • {date} - 短い日付パターンに基づいて「日付のみ」マスクを作成します。

  • {time} - 短い時刻パターンに基づいて「時間のみ」マスクを作成します。

  • {longtime} - 長い時刻パターンに基づいて「時刻のみ」マスクを作成します。これは通常、秒を含みます。

  • {date} {time} - 短い日付および短い時刻パターンに基づいて、「日付および時刻」マスクを作成します。

  • mm/dd/yyyy - 「日付のみ」マスクを作成します。

Note
注:

波括弧は構文の一部です。

Note

XAML コード内でマスクを指定し、波括弧で囲まれた特別なトークンの 1 つを使用する場合、{}{date} といったように {} をマスクの前に配置する必要があります。

コード例

説明

以下のコード スニペットは、DateTimeColumn を xamGrid コントロールに追加して、基本データの DateTime 値を視覚化する方法を示します。また、マスクを適用して、表示された DateTime 値の書式設定を行う方法も示します。

以下のスクリーンショットは、以下の設定を行った後の、DateTimeColumn および xamGrid の外観を示しています。

プロパティ

SelectedDateMask

{}{date} {time}

xamGrid DateTimeColumn 1.png

コード

XAML の場合:

<ig:XamGrid x:Name="dataGrid"
            ItemsSource="{StaticResource Patients}"
            AutoGenerateColumns="False"
            ColumnWidth="*">
    <ig:XamGrid.Columns>
        <!-- ここにさらに列を追加します -->
        <!-- ここで DateTimeColumn を追加します -->
        <ig:DateTimeColumn Key="AdmittanceDate"
                           SelectedDateMask="{}{date} {time}"
                           HeaderText="Admittance Date" />
        <!-- ここにさらに列を追加します -->
    </ig:XamGrid.Columns>
</ig:XamGrid>

関連内容

トピック

以下のトピックでは、このトピックに関連する情報を提供しています。

トピック 目的

このトピックでは、DateTime データを xamGrid コントロールで表示する方法を説明します。

このトピックは、マスク構文が対応するあらゆるマスク文字とトークンを示しています。

このセクションには、コントロールの動作、アプリケーションでコントロールを使用する理由から、コントロールを使用して共通タスクを実現する方法の手順まで、xamDateTimeInput コントロールに関する有益な情報が含まれています。