バージョン

xamGrid コントロールの代わりに xamDataGrid コントロールを使用してください。xamGrid は数年以内に廃止する予定のため、新しい機能の追加はありません。xamGrid のサポートおよび重要なバグ修正は廃止時まで提供されます。コードベースの xamDataGrid への移動に関する質問は、サポートまでお問い合わせください。

xamGrid をページに追加

始める前に

このトピックでは、ユーザーができるだけ早く操作に慣れるために、プロシージャー コードおよび XAML を使用して xamGrid コントロールをページに追加するために必要な基本手順について説明します。

前提:

このトピックは、データ ソースが構成されていることが前提となっています。詳細は、 データ バインディングトピックを参照してください。

達成すること

固定列およびページング機能を使って、基本的な xamGrid コントロールを作成します。編集などの追加機能を xamGrid に追加したい場合、適切なトピックの手順に従い、コードをこの基本的な xamGrid に追加します。

次の手順を実行します

  1. Microsoft® WPF™ プロジェクトを作成します。

  2. ソリューション エクスプローラーで次の参照をプロジェクトに追加します。

    • InfragisticsWPF4.v20.1.dll

    • InfragisticsWPF4.Controls.Grids.XamGrid.v20.1.dll

    • InfragisticsWPF4.Controls.Menus.XamMenu.v20.1.dll

    • InfragisticsWPF4.DataManager.v20.1.dll

  1. UserControl の Loaded イベントにイベント ハンドラを接続します。

XAML の場合:

<UserControl Loaded="UserControl_Loaded" … >
  1. 以下の using/Import ディレクティブ、または xamGrid の名前空間の宣言を開始 UserControl タグに追加します。これによってメンバーの絶対名を入力する必要がなくなります。

In XAML:

xmlns:ig="http://schemas.infragistics.com/xaml"

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Controls.Grids

C# の場合:

using Infragistics.Controls.Grids;
  1. xamGrid コントロールのインスタンスに MyGrid という名前を付けて、それを LayoutRoot という名前のデフォルトの Grid レイアウト パネルに追加します。プロシージャー コードでこれを行う場合、ユーザー コントロールの Loaded イベントを処理し、イベント ハンドラーにこのコードを配置することができます。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
   <ig:XamGrid x:Name="MyGrid">
      <!-- TO Do: xamGrid 機能を追加します-->
   </ig:XamGrid>
</Grid>

Visual Basic の場合:

Dim MyGrid As New XamGrid()

C# の場合:

XamGrid MyGrid = new XamGrid();
  1. ItemSource プロパティを設定することによって、xamGrid コントロールをデータにバインドします。詳細は、 データ バインディングトピックを参照してください。

  2. PagerSettings オブジェクトを xamGrid コントロールに追加してページングを有効にします。詳細は、 「ページング」トピックを参照してください。以下のプロパティを設定します。

XAML の場合:

…
<ig:XamGrid.PagerSettings>
   <ig:PagerSettings AllowPaging="Top" PageSize="5"/>
</ig:XamGrid.PagerSettings>
…

In Visual Basic:

MyGrid.PagerSettings.AllowPaging = PagingLocation.TopMyGrid.PagerSettings.PageSize = 5

C# の場合:

MyGrid.PagerSettings.AllowPaging = PagingLocation.Top;
MyGrid.PagerSettings.PageSize = 5;
  1. FixedColumnSettings オブジェクトを xamGrid コントロールに追加して固定列を有効にします。詳細は、 「固定列」トピックを参照してください。 AllowFixedColumns プロパティを Both に設定します。

XAML の場合:

<ig:XamGrid.FixedColumnSettings>
   <ig:FixedColumnSettings AllowFixedColumns="Both"/>
</ig:XamGrid.FixedColumnSettings>

Visual Basic の場合:

MyGrid.FixedColumnSettings.AllowFixedColumns = FixedColumnType.Both

C# の場合:

MyGrid.FixedColumnSettings.AllowFixedColumns = FixedColumnType.Both;
  1. xamGrid のインスタンスを Grid パネルの Children コレクションに追加します。新しいページを初めて作成する時には、デフォルトでグリッド パネルが作成され、パネル名が LayoutRoot に指定されます。

Visual Basic の場合:

Me.LayoutRoot.Children.Add(MyGrid)

C# の場合:

this.LayoutRoot.Children.Add(MyGrid);
  1. アプリケーションを保存して実行します。ページングと固定列が有効になった xamGrid コントロールが必要です。