バージョン

クリップボード操作の実行

DataPresenter コントロールは、クリップボード操作を、多くのオペレーティング システムにみられる通常のキーボード ショートカットにマップします。たとえば、DataPresenter コントロールは、そのコピー操作を「CTRL + C」キーボード ショートカットにマップします。ただし、エンドユーザーが簡単にアクセスできるように、アプリケーション メニューを介してクリップボード機能を公開したい場合あります。幸い、 DataPresenterCommands クラスでは以下のクリップボード コマンドを公開しています。これらによって、メニュー項目やボタンに接続できます。

以下のコード例はクリップボード操作を実行する方法を示します。クリップボード コマンドを有効にするには、クリップボード操作を有効にする必要があります。

XAML の場合:

<Button
    Content="Delete Selected Values"
    Command="{x:Static igDP:DataPresenterCommands.ClearCellContents}"
    CommandTarget="{Binding ElementName=xamDataPresenter1}" />
<igDP:XamDataPresenter Name="xamDataPresenter1" BindToSampleData="True">
    <!-- クリップボード コマンドを有効にするには、クリップボード操作を有効にする必要があります -->
    <igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
        <igDP:FieldLayoutSettings AllowClipboardOperations="All" />
    </igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
</igDP:XamDataPresenter>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Windows.DataPresenter
...
'TODO: このコードを Button の Click イベント ハンドラーなどのイベント ハンドラに配置します
Me.xamDataPresenter1.ExecuteCommand(DataPresenterCommands.ClearCellContents)
...

C# の場合:

using Infragistics.Windows.DataPresenter;
...
//TODO: このコードを Button の Click イベント ハンドラーなどのイベント ハンドラに配置します
this.xamDataPresenter1.ExecuteCommand(DataPresenterCommands.ClearCellContents);
...