バージョン

MS コントロールの暗黙のテーマ

トピックの概要

目的

このトピックは、Microsoft コントロールの暗黙のテーマについて説明します。

前提条件

このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります。

トピック 目的

このトピックは、テーマの概要について説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

はじめに

概要

すべての Ultimate UI for WPF コントロールに提供されているテーマに加え、Infragistics では一部の Microsoft コントロールの暗黙のテーマをサポートしています。これらのテーマを使用すると、Infragistics と Microsoft の両方のコントロールを同じアプリケーションで使用する場合に、アプリケーションのスタイルに統一性を持たせることができます。テーマの定義は、テーマを実装するためにプロジェクトに含む必要がある複数のファイル間で伝搬されます。含める必要があるファイルは、使用する Microsoft コントロールに依存します。たとえば、主要な Microsoft コントロールとツールキット コントロールには、独自のファイルで定義された Infragistics のテーマがあります。

IG テーマ

以下のスクリーンショットは、IG テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 1.png

リソース ディクショナリ

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="IG.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="IG.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
      </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- Put controls here -->
</Grid>

Metro テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Metro テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 2.png

プロパティ設定

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="Metro.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="Metro.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
      </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- Put controls here -->
</Grid>

Metro Dark テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Metro Dark テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 3.png

プロパティ設定

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="MetroDark.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="MetroDark.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
      </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- Put controls here -->
</Grid>

Office 2010 Blue テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Office 2010 Blue テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 4.png

リソース ディクショナリ

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="Office2010Blue.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="Office2010Blue.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
      </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- Put controls here -->
</Grid>

Office 2013 テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Office 2013 テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 5.png

リソース ディクショナリ

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
  <ResourceDictionary>
  <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
  <ResourceDictionary Source="Office2013.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
  <ResourceDictionary Source="Office2013.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
  </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- ここにコントロールを追加します -->
</Grid>

Royal Dark テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Royal Dark テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 6.png

リソース ディクショナリ

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="RoyalDark.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="RoyalDark.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
  </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
  </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- ここにコントロールを追加します -->
  </Grid>

Royal Light テーマ

概要

以下のスクリーンショットは、Royal Light テーマを使用する複数の Microsoft コントロールを示します。

MS Controls Implicit Themes 7.png

リソース ディクショナリ

このテーマを使用する場合は、以下のリソース ディクショナリをプロジェクトに含める必要があります。

  • RoyalLight.MSControls.Core.Implicit.xaml - 以下の XML 名前空間のコントロール用

    http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation

  • RoyalLight.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml - 以下の XML 名前空間のコントロール用

    http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation/toolkit

  • Styles.Shared.xaml

  • Styles.WPF.xaml

  • Theme.Colors.xaml

コード例

以下のコード スニペットは、テーマを使用するためにリソース ディクショナリを含める方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot">
  <Grid.Resources>
    <ResourceDictionary>
      <ResourceDictionary.MergedDictionaries>
        <ResourceDictionary Source="RoyalLight.MSControls.Core.Implicit.xaml" />
        <ResourceDictionary Source="RoyalLight.MSControls.Toolkit.Implicit.xaml" />
      </ResourceDictionary.MergedDictionaries>
    </ResourceDictionary>
  </Grid.Resources>
  <!-- Put controls here -->
</Grid>

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックはテーマを適用する方法について説明します。

このトピックではデフォルト テーマの現在の場所をリストしています。

リソース

以下の資料は、このトピックに関連する情報を提供します。

タイトル 目的

Metro Light および Metro Dark テーマの説明が掲載されたブログです。