バージョン

クリックされたノードを決定

WinTree™ コントロールで作業をする時に、どのノードがクリックされたのかを判断し、それに応じて応答することが一般的な作業となります。

以下のコードは、イベントに関連したデータを含み、SelectEventArgs オブジェクトをチェックすることによってクリックされたノードを見つけ出す方法を示します。SelectEventArgs オブジェクトの NewSelections プロパティには現在選択されているノードのコレクションが含まれます。この場合、一度にクリックされるノードはひとつであると想定しています。したがって、コレクションの最初の要素にアクセスできます。

Note

注: ノードをクリックすると、そのノードを選択することになり、これによって AfterSelect イベントが発生することになります。全く同一のノードを再度クリックしても AfterSelect イベントを発生させることになりません。AfterSelect イベントを発生させるためには、異なるノードをクリックする必要があります。

Visual Basic の場合:

Private Sub ultraTree1_AfterSelect(ByVal sender As Object, ByVal e As SelectEventArgs) Handles ultraTree1.AfterSelect
    	Dim node As UltraTreeNode = e.NewSelections(0)
    	'選択したノードのキーをチェックして決定します。
         Console.WriteLine(node.Key)
      'Text プロパティをチェックして決定します。
         Console.WriteLine(node.Text)
      'ノードのレベルを決定します。ルート ノードはレベル 0 です。’ルートの子はレベル 1 というようになります。
         Console.WriteLine(node.Level)
 End Sub

C# の場合:

private void ultraTree1_AfterSelect(object sender, SelectEventArgs e)
        {
            UltraTreeNode node = e.NewSelections[0];
           //選択したノードのキーをチェックして決定します。
            Console.WriteLine(node.Key);
            //Text プロパティをチェックして決定します。
            Console.WriteLine(node.Text);
           //ノードのレベルを決定します。ルート ノードはレベル 0 です。//ルートの子はレベル 1 というようになります。
            Console.WriteLine(node.Level);
  }