WinTrackBar™ は、エンド ユーザーが値の範囲からひとつの値を選択する支援をするエディタ コントロールです。WinTrackBar は WinProgressBar コントロールとデザインが似ていますが、WinTrackBar によってエンド ユーザーは値を編集できるのに対して、WinProgressBar は編集できません。WinTrackBar はつまみで進行状況を示すこともできます。標準の組み込みエディタおよび Presentation Layer Framework™ のサポートと共に、WinTrackBar には複数の追加機能が付属しています。
つまみ — エンド ユーザーは、WinTrackBar の値を直接設定するためにつまみを使用できます。つまみをクリック アンド ドラッグすると、WinTrackBar の値がエンド ユーザーがマウスを放す値に設定されます。 TrackClickAction プロパティに基づいて、エンド ユーザーは TrackBar で直接クリックすることもでき、つまみはその位置に向かって増分するか、直接その位置に移動します。
目盛り — 大きな目盛りと小さい目盛りの 2 つのコレクションがあります。それぞれの名前が意味するように、大きな目盛りは値の大きな変化を視覚化し、小さい目盛りは値の小さい変化を視覚化します。 TickMarkSettingsMajor オブジェクトと TickMarkSettingsMinor オブジェクトを使用して太さ、長さ、トラックからの距離、頻度、位置を設定できます。
左右ボタンのコレクション — 精度を高めるために増分ボタンまたは最小/最大ボタンを追加できます。
スタイル — WinTrackBar には、標準の .NET TrackBar スタイル、Office 2007、および Windows Vista の 3 つの個別スタイルが含まれます。