バージョン

WinToolTipManager をデザインタイムに設定

UltraToolTipManager クラスは "UltraToolTip" というエクステンダ プロパティをコントロールに追加します。UltraToolTip プロパティは、WinToolTipManager でコントロールを管理することを目的とします。これにより、マウスがコントロールの上に置かれたときにツールヒントを自動的に表示できるようになります。

  1. 始めに、フォームにコントロールを配置します。

どのようなコントロールを配置してもかまいませんが、この例では TextBox を使用します。

  1. UltraToolTipManager コンポーネントをフォームに配置します。

  2. TextBox の ToolTipText プロパティを設定します。

デフォルトでは、WinToolTipManager は、コントロールの ToolTipText が有効な文字列に設定されている場合のみ、そのコントロールの上にマウスが置かれたときにツールヒントを表示します。

WinToolTips Walk Through Setting Up ToolTips At Design Time 02.png
  1. オプションのプロパティを設定します。

ToolTipText を設定したら、ランタイムに TextBox の上にマウスを置いたときに TextBox のツールヒントが表示されます。

ツールヒントにタイトルも表示する場合は、ToolTipTitle プロパティを設定します。

ツールヒントのタイトルにイメージを表示する場合は、ToolTipImage を設定します。ToolTipImage には一般的なイメージを表示するオプションがあります。カスタム イメージを表示するには、ToolTipImage プロパティを Custom に設定し、Appearance.Image プロパティまたは ToolTipTitleAppearance.Image プロパティを設定します。

この時点で、BackColor や ForeColor などの他の Appearance プロパティも設定できます。

  1. アプリケーションを実行します。

アプリケーションを実行して TextBox の上にマウスを置きます。WinToolTipManager の InitialDelay プロパティで指定された遅延時間(デフォルトは 0.5秒)が経過した後、ツールヒントが表示されます。

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