バージョン

XMLA の使用

トピックの概要

目的

このトピックでは、XMLA データ ソースと XMLA データ プロバイダーへの WinPivotGrid™ データ バインディングを説明します。

アプリケーションの要件

Windows Forms プロジェクトを開始します。

アプリケーションが .Net Framework 4 に基づいて作成されたことを確認してください。 .Net Framework 4 クライアント プロファイル は必要な System.Web.Extensions を含みません。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

XMLA の使用

プレビュー

以下のスクリーンショットは、XMLA データ バインディング例の結果のプレビューです。

Using XMLA 1.png

要件

この手順を実行するには、以下が必要です。

要件のカテゴリ 要件の一覧

アセンブリ

Infragistics.Olap.Core.v24.1

Infragistics.Olap.DataSource.v24.1

Infragistics.Olap.DataSource.Xmla.v24.1

Infragistics.Olap.DataSource.Mdx.v24.1

Infragistics.Shared.v24.1

Infragistics.Win.UltraWinPivotGrid.v24.1

Infragistics.Win.v24.1

Using/Imports

アプリケーション フォームに以下の Using/Imports ステートメントを追加します。

Infragistics.Olap.Xmla

XMLA 設定

XMLA 設定では、キューブのディメンション (行、列、メジャー) を含め以下の構成が必要です。後述のバインディング コード例はこの設定を使用します。

パラメーター 説明

ServerUrl

サーバー インスタンスを指定します ( 必須 )。

ServerUrl = "http://sampledata.infragistics.com/olap`/msmdpump.dll"`

catalog

Analysis Services データベース名を指定します ( 必須 )。

Catalog = "Adventure Works DW Standard Edition"

cube

キューブ名 ( 必須 )。

Cube = "Adventure Works"

Rows

行のディメンション。

Rows = "[日付].[カレンダー]"

Columns

列のディメンション。

Columns = "[製品].[カテゴリ] "

Measures

メジャーのディメンション。

Measures = "[メジャー].[リセラー販売高]"

コード

web 上の規格の多次元データ ソースにアクセスするために使用されます。XMLA は Microsoft SQL Server Analysis Services のネイティブ プロトコルです。

Note
注:

このトピックは Infragistics サンプル データを使用します。

この例は Infragistics OLAP サーバーからのデータを使用します。

C# の場合:

XmlaInitialSettings settings = new XmlaInitialSettings
{
    ServerUrl = "http://sampledata.infragistics.com/olap/msmdpump.dll",
    Catalog = "Adventure Works DW Standard Edition",
    Cube = "Adventure Works",
    Rows = "[Date].[Calendar]",
    Columns = "[Product].[Category]",
    Measures = "[Measures].[Reseller Sales Amount]"
};
XmlaDataSource xmlaDs = new XmlaDataSource(settings);
ultraPivotGrid1.DataSource = xmlaDs;

Visual Basic の場合:

Dim settings As New XmlaInitialSettings() With { _
      .ServerUrl = "http://sampledata.infragistics.com/olap/msmdpump.dll", _
      .Catalog = "Adventure Works DW Standard Edition", _
      .Cube = "Adventure Works", _
      .Rows = "[Date].[Calendar]", _
      .Columns = "[Product].[Category]", _
      .Measures = "[Measures].[Reseller Sales Amount]" _
}
Dim xmlaDs As New XmlaDataSource(settings)
ultraPivotGrid1.DataSource = xmlaDs

MdxDataSelector の追加

概要

データ セレクター ( MdxDataSelector) は独立したコントロールですが、 WinPivotGrid コントロールに欠かせないメカニズムです。データ セレクターはピボット グリッドと同じデータ ソースにバインドする必要があります。 WinPivotGrid は、ユーザーがランタイムでピボット グリッドに追加できるディメンションおよびメジャーのリストを表示します。

Note
注:

データ セレクターがランタイムに表示されない場合、ディメンションは追加できません。その場合、ピボット グリッドからのディメンションの削除のみが可能です。

以下のコード例では、データ セレクターをピボット グリッドのデータ ソースにバインドする方法を紹介します。以前のコード例のデータ ソース オブジェクトを使用します。

C# の場合:

mdxDataSelector1.DataSource = xmlaDs;

Visual Basic の場合:

mdxDataSelector1.DataSource = xmlaDs

以下のスクリーンショットは、XMLA データ ソースにバインドされるピボット グリッドおよびデータ セレクターを表示しています。同じ方法で ADOMD データ ソースにバインドできます。

Adding MdxDataSelector 1.png

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このセクションは、Infragistics® Windows Forms® の WinPivotGrid™ コントロールについてのトピックを含みます。

このトピックでは、ADOMD データ ソースと ADOMD データ プロバイダーへの WinPivotGrid™ データ バインディングを紹介します。

このトピックでは、FlatDataSource クラスを使用して WinPivotGrid™ で IEnumerable データを表示する方法を紹介します。

このセクションは、ピボット グリッドのトピックでよく使用される用語を説明します。