WinNavigationBar について

WinNavigationBar にとっての Locations は WinTree にとっての Nodes と同じです。いつでも取得されるパスを表示するだけのフラットなツリーとして WinNavigationBar を考えることができます。WinNavigationBar の各位置には、 Locations の固有のコレクションが含まれ、ノードのような階層的な構造をコントロールに提供します。

ルート位置はもうひとつの位置ですが、WinNavigationBar コントロールごとに存在できるルート位置はひとつだけです。ルート位置は最上位の位置で、その他の位置の子の位置ではありません。

Previous Locations コレクションは、ユーザーが訪れる各位置を追跡します。WinNavigationBar は、それぞれの訪問した位置を位置のカスタム コレクションに追加することで、これを達成します。このコレクションは、コントロールの右のドロップダウン ボタンからエンド ユーザーに公開されます。ドロップダウン ボタンをクリックすると、すべての過去に訪問した位置のフル パスを含むドロップダウン リストが表示されます。

WinNavigationBar によってその右側にカスタム ボタンを追加できます。 アクション ボタンの支援を得て、アプリケーションにお気に入りの位置を追加したり、ファイル システムの WinNavigationBar の表示をリフレッシュしたり、特定の位置を検索できます。