WinColorPalette を使用して、RGB、HSL または CMYK 形式で指定された任意の色コンポーネントの値で色をプレビューして選択します。スタンドアロン コントロールとして使用可能な WinColorPalette は WinColorPicker のエクスペリエンスを更に向上します。また、UltraColorPicker.Style を ColorPalette に設定することでドロップダウンとして使用することもできます。
WinSchedule コントロールおよび WinCalendarInfo と同様に WinColorPalette も設定とデータ (WinColorPalette で作成されたカスタム色を含めて) を制御する WinPaletteInfo オブジェクトに依存します。また、フォームのすべての WinColorPalette および WinColorPicker コントロールの PaletteInfo プロパティを同一の WinPaltteInfo オブジェクトに設定することによってすべてのコントロールを同期します。
WinColorPalette コンポーネントには、ユーザが必要とする色の定義をサポートする機能が多数備わっています。その多くは、WinColorPalette の WinPaletteInfo オブジェクトで非表示にできます。以下では WinColorPalette の構成を表すダイアグラムを示しています。
WinColorPalette の構成については以下のリンクを参照してください:
グリッド パレット — 作業をすぐに開始できる定義済みの色を提供します。その行および列はコードで設定することができます。
連続パレット — グラデーションで色合いの遷移を示し、選択した色の微調整をサポートします。
色合いスライダー — ROYGBIV スペクトルから色合いの選択オプションを提供します。
アルファ スライダー — 透明度を定義する色のアルファ コンポーネントを設定します。
色コンポーネント — 選択されている色を構成する値。WinColorPalette のグラフィックスで作成されたされた値をプレビュー、またはテキストボックスに直接値を入力して、設定をカラー プレビュー ボックスに反映させます。最上位のテキストボックスは現在の色の名前を示します。色を作成するときは 16 進数で表示されます。また、色の名前を入力して色を選択することもできます。例えば、blue または aqua、など。
カラー グラバー — 画面上の色の選択を可能にします。カラー グラバーを選択して長押すると、カーソル下で個別のピクセルを見せる拡大鏡が表示されます。必要な色の上に拡大鏡をドラッグして、WinColorPalette で色を選択します。
オプション ボタン — コンポーネントが定義されるスタイルを選択します。オプションには RGB、HSL または CMYK があります。
カスタム色ボックス — ユーザー設定の色を保存します。[+] ボタンをクリックして、またはグリッド パレットから色をドラッグしてカスタム色ボックスに追加します。色を削除するためにカスタム色ボックスからドラッグします。
カラー プレビュー ボックス — 現在選択されている色のプレビューを表示します。UltraPaletteInfo.ShowSecondaryColor を使用して二次色の表示も可能です。True の場合、一次色と二次色を切り替えるためのボタンを UltraPaletteInfo.ShowSwapButton で設定し表示します。
このツールで選択できる色のオプションを拡大します。選択されている色/二次色は、UltraColorPalette.Color および UltraColorPalette.SecondaryColor でアクセスできます。