バージョン

不明な値の補間

トピックの概要

目的

このトピックは、コード例を示して、 UltraSparkline™ の不明な値の補間を実装する方法を説明します。

前提条件

以下の表に、このトピックを理解するための前提条件として求められるトピックをリストします。

トピック 目的

このトピックは、 UltraSparkline コントロールの概要、その利点、およびサポートされるチャート タイプを提供します。

このトピックは、 UltraSparkline コントロールを構成するあらゆる方法の概要について説明します。構成の詳細情報へのリンク (別のトピックで参照可能) も記載されています。

不明な値の補間 - 概念的概要

概要

不明な値の補間機能により、 UltraSparkline は不明な値 (Null または double.NaN) を検出し、指定された補間アルゴリズムを通して不明な値のスペースをレンダリングできます。データに不明な値があり、この機能を使用しない場合は、補間が指定されていないと見なされ、不明な値はプロットされません。

データ セットに不明な値がある場合は、不明な値の補間機能で以下のオプションを指定できます。

  • 不明な値を直線的に補間するには、null 値ポイント前のデータ ポイントを null 値ポイント後のデータ ポイントに接続します。

  • 不明な値をプロットせずに、データ コレクションに存在する null 値のブランクのポイントが挿入されます。

Note
注:

線形補間オプション (上記の最初のオプション) がデータ ポイントに対して機能するには、前と次のデータ ポイントの両方が存在していなければなりません。たとえば、null 値がコレクションの最初の値の場合、接続する前のポイントがないことになり、その結果、null 値がブランクのポイントとして表示されます。最後のデータ ポイントが null の場合も同様のことが当てはまります。

不明な値の補間機能は、 UnknownValuePlotting プロパティにより有効になり、(補間のタイプという意味で) 設定されます (プロパティ設定のブロックを参照)。

データ要件

Null 値または double.NaN 値のみ不明と見なされます。期待される値のタイプは、数値 (整数または double) です。数値以外の値は、不明とは見なされません。

プロパティ設定

以下の表は、UltraSparkline 補間オプションとそれらを提供する UnknownValuePlotting プロパティ設定の関係を示しています。

補間オプション UnknownValuePlotting プロパティ設定

線形補間

LinearInterpolate

不明な値をプロットしない

DontPlot

以下のスクリーンショットは、 UnknownValuePlotting プロパティのさまざまな設定を使用して、同じデータ セットから描画されたスパークラインを示しています。

プロパティ

DontPlot

Sparkline Visual Elements 28.png
プロパティ

LinearInterpolate

Interpolating Unknown Values 2.png

不明な値の補間 - コード例

説明

以下のコードは、線形補間オプションを使用した不明な値の処理を示しています。

コード

C# の場合:

this.UltraSparkline1.UnknownValuePlotting = UnknownValuePlotting.LinearInterpolate;

Visual Basic の場合:

Me.UltraSparkline1.UnknownValuePlotting = UnknownValuePlotting.LinearInterpolate

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トピック

以下のトピックでは、このトピックに関連する情報を提供しています。

トピック 目的

このトピックは、 UltraSparkline コントロールの概要、その利点、およびサポートされるチャート タイプを提供します。

このトピックは、 UltraSparkline コントロールを構成するあらゆる方法の概要について説明します。構成の詳細情報へのリンク (別のトピックで参照可能) も記載されています。

このトピックは、 UltraSparkline コントロールの主なプロパティを説明します。