バージョン

針の構成 (UltraRadialGauge)

トピックの概要

目的

このトピックでは、UltraRadialGauge コントロールを使用した針の概念的な概要を提供します。針のプロパティの説明および針の構成方法を例で示します。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このセクションでは、 UltraRadialGauge コントロールおよびその主要機能の概要を説明します。

このトピックではコード例を使用して、UltraRadialGauge コントロールを Windows Forms アプリケーションに追加する方法を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

針の概要

針の概要

ゲージの針は、ゲージの設定値を表すために使用される視覚要素で、針キャップのオーバーレイまたはアンダーレイなどのゲージの針のピボット ポイントで構成されます。サポートされている針の図形とキャップは、NeedleShape と NeedlePivotShape プロパティで設定します。さまざまな針の図形やピボット図形の表示については、針のサンプルを参照してください。

プレビュー

以下の画像は、 Value プロパティを 60 に設定した場合の UltraRadialGauge コントロールのプレビューです。

Configuring Needles1 1 17 1.png

針のプロパティ

針のプロパティの概要

以下の表で、UltraRadialGauge コントロールの針に関連したプロパティを簡単に説明します。

プロパティ名 プロパティ タイプ 説明

double

針が指すゲージの値を決定します。

double

ゲージの中心から測定される、針の開始位置を決定します。このプロパティの値は -1 から 1 の間にする必要があります。

double

ゲージの中心から測定される、針の終了位置を決定します。このプロパティの値は -1 から 1 の間にする必要があります。

double

針のポイント部分の幅を決定します。このプロパティの値は 0 から 1 の間にする必要があります。

double

針の基部の部分の幅を決定します。このプロパティの値は 0 から 1 の間にする必要があります。

NeedleShape プロパティの以下のいずれかの値が設定されていない限り、効果は表示されません。

  • Rectangle

  • RectangleWithBulb

  • Trapezoid

  • TrapezoidWithBulb

使用する針の図形を決定します。以下に設定できます。

  • Rectangle

  • RectangleWithBulb

  • Triangle

  • TriangleWithBulb

  • Trapezoid

  • TrapezoidWithBulb

  • Needle

  • NeedleWithBulb

  • None

針に使用するピボットの形を決定します。

以下に設定できます。

  • Circle

  • CircleWithHole

  • CircleOverlay

  • CircleOverlayWithHole

  • CircleUnderlay

  • CircleUnderlayWithHole

  • None

Brush

ゲージの針のブラシを決定します。

Brush

アウトラインの針に使用するブラシを決定します。

Brush

針のピボット図形の塗りブラシを決定します。このピボット ブラシは、オーバーレイとアンダーレイを描画するピボット図形のみに適用します。そうではない場合は、この設定はピボット図形に効果がありません。

Brush

針のピボット図形のアウトラインのブラシを決定します。このピボット ブラシは、オーバーレイとアンダーレイを描画するピボット図形のみに適用します。そうではない場合は、この設定はピボット図形に効果がありません。

針の構成

例

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、針のプロパティを使用した UltraRadialGauge コントロールの外観がどのようになるか示しています。

プロパティ 値

60

0.5

Rectangle

CircleWithHole
Configuring Needles1 2 17 1.png

以下のコードはこの例を実装します。

C# の場合:

var radialGauge = new UltraRadialGauge();
radialGauge.Value = 60;
radialGauge.NeedleEndExtent = 0.5;
radialGauge.NeedleShape = RadialGaugeNeedleShape.Rectangle;
radialGauge.NeedlePivotShape = RadialGaugePivotShape.CircleWithHole;

Visual Basic の場合:

Dim radialGauge As UltraRadialGauge = New UltraRadialGauge
radialGauge.Value = 60
radialGauge.NeedleEndExtent = 0.5
radialGauge.NeedleShape = RadialGaugeNeedleShape.Rectangle
radialGauge.NeedlePivotShape = RadialGaugePivotShape.CircleWithHole

関連コンテンツ

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックではコード例を使用して、UltraRadialGauge コントロールを Windows Forms アプリケーションに追加する方法を説明します。

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