バージョン

UltraCalendarInfo クラス

日付関連のデータをすべて管理し、UltraScheduleコントロールにエクスポーズします。
シンタックス
'宣言
 
Public Class UltraCalendarInfo 
   Inherits System.ComponentModel.Component
   Implements Infragistics.Shared.IUltraComponent 
public class UltraCalendarInfo : System.ComponentModel.Component, Infragistics.Shared.IUltraComponent  
解説

UltraCalendarInfoコンポーネントは、すべてのUltraScheduleコントロールから参照可能な1つのコンポーネント ( UltraScheduleControlBase.CalendarInfo) で日付固有の状態情報すべてを集中管理します。この仕組みにより、すべてのコントロールにわたって同じ情報を共有することが可能となり、個々のコントロールで同じ情報を保持する必要がなくなります。

コントロールで使用できる最小の日付と最大の日付を変更するには、MinDate プロパティと MaxDate プロパティを使用します。

ActiveDay プロパティはアクティブ日を保持し、UltraCalendarInfoのインスタンスに関連付けられた各コントロールに影響を与えます。

WeekRule プロパティと FirstDayOfWeek プロパティは、週の始まりと、特定の年についての週番号の計算方法を決定するために使用します。

UltraCalendarInfo コンポーネントは、一般的な日付範囲のコレクション (MonthsOfYearDaysOfWeek など) を公開します。特定の日付の状態情報を変更することもできます。

たとえば、すべての年の12月のすべての日を無効にするには、次の構文を使用します。

[C#]

this.ultraCalendarInfo1.MonthsOfYear[12].Enabled = false;

[VB]

Me.UltraCalendarInfo1.MonthsOfYear(12).Enabled = False

より個別性の高いオブジェクトの設定の方が一般的な設定よりも優先するため、2001 年 12 月のすべての日を有効にしたい場合は次の構文を使用します。

[C#]

this.ultraCalendarInfo1.GetMonth(12, 2001).Enabled = true;

[VB]

Me.UltraCalendarInfo1.GetMonth(12, 2001).Enabled = True

UltraCalendarInfo コンポーネントには、選択されているオブジェクトのグループを保持するコレクション (SelectedDateRangesSelectedAppointments など) も含まれています。選択の動作を制御するには、SelectTypeDaySelectTypeActivity を使用します。選択できる Day オブジェクトの数を制限するには、MaxSelectedDays プロパティを使用します。

UltraSchedule コントロールの UltraScheduleControlBase.CalendarInfo プロパティが UltraCalendarInfoのインスタンスに明示的に設定されていない場合、ランタイムに作成されます。その時点で、UltraCalendarInfo のそのインスタンスをリスニングしている UltraSchedule コントロールは他にないため、UltraScheduleControlBase.CalendarInfo プロパティを通じて行った変更は、その特定のコントロールのみに影響を与えます。コントロールの間で状態情報 (AppointmentNote など) を共有するには、フォーム上に UltraCalendarInfoのインスタンスを配置し、そのコンポーネントに UltraScheduleControlBase.CalendarInfo プロパティを設定します。

参照