'宣言 Public Event BeforeAutoSizeEdit As CancelableAutoSizeEditEventHandler
public event CancelableAutoSizeEditEventHandler BeforeAutoSizeEdit
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、CancelableAutoSizeEditEventArgs 型の引数を受け取りました。次の CancelableAutoSizeEditEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
AddExtraLineForPadding | パディングの余分な行を取得または設定します。 |
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。 | |
MaxHeight | 編集コントロールの最大の高さを設定します。 |
MaxWidth | 編集コントロールの最大幅を設定します。 |
MultiLineTextboxHeightPadding | テキスト領域の下側に追加されるパディングの高さを取得または設定します。 |
StartHeight | 編集コントロールの開始時の高さを設定します。 |
StartWidth | 編集コントロールの開始時の幅を設定します。 |
このイベントを使用して、複数行の編集ウィンドウのサイズを調整するか、またはこの編集ウィンドウを表示しないようにすることができます。
このイベントには CancelableAutoSizeEditEventArgs オブジェクトが渡されます。このオブジェクトには、表示される複数行の編集ウィンドウに関する情報が含まれます。ユーザーはこのオブジェクトのプロパティを設定することで、編集ウィンドウの外観と動作を決定できます。編集ウィンドウの初期サイズ (StartHeight プロパティと StartWidth プロパティを使用) と最大サイズ (MaxHeight プロパティと MaxWidth プロパティを使用) の両方を指定できます。
また、編集ウィンドウの表示をキャンセルすることもできます。このオブジェクトの cancel プロパティを使用すると、複数行の編集ウィンドウの表示をプログラム上でキャンセルできます。この機能を使用することで、複数行の編集ウィンドウを条件に応じて表示することができます。
Imports Infragistics.Shared Imports Infragistics.Win Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid Private Sub Button6_Click(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles button6.Click ' 以下のコードは Address 列の自動サイズの編集機能を有効にします ' また、列を複数行にします Me.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns("Address").AutoSizeEdit = DefaultableBoolean.True Me.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns("Address").CellMultiLine = DefaultableBoolean.True End Sub Private Sub UltraGrid1_BeforeAutoSizeEdit(ByVal sender As Object, ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinGrid.CancelableAutoSizeEditEventArgs) Handles ultraGrid1.BeforeAutoSizeEdit ' AutoSizeEdit が True に設定される列のセルが編集モードに入るときに、 ' BeforeAutoSizeEdit を発生します ' 編集コントロールの開始幅を設定しますセルにある編集コントロールの ' 開始幅です If Me.ultraGrid1.ActiveCell.Column.Width < 250 Then e.StartWidth = 250 End If If Me.ultraGrid1.ActiveCell.Column.CellMultiLine = DefaultableBoolean.True And Me.ultraGrid1.ActiveCell.Row.Height < 100 Then e.StartHeight = 100 End If ' 最大幅および最大の高さを設定しますUltraGrid は編集コントロールを最大の高さおよび最大幅より大きい ' サイズに変更しません e.MaxHeight = 400 e.MaxWidth = 400 ' セルで標準的な編集をするために自動サイズ編集をキャンセルできます Dim cancelAutoSizeEdit As Boolean = False If cancelAutoSizeEdit Then e.Cancel = True End Sub
using Infragistics.Shared; using Infragistics.Win; using Infragistics.Win.UltraWinGrid; using System.Diagnostics; private void button6_Click(object sender, System.EventArgs e) { // 以下のコードは Address 列の自動サイズの編集機能を有効にします // また、列を複数行にします this.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands[0].Columns["Address"].AutoSizeEdit = DefaultableBoolean.True; this.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands[0].Columns["Address"].CellMultiLine = DefaultableBoolean.True; } private void ultraGrid1_BeforeAutoSizeEdit(object sender, Infragistics.Win.UltraWinGrid.CancelableAutoSizeEditEventArgs e) { // AutoSizeEdit が True に設定される列のセルが編集モードに入るときに、 // BeforeAutoSizeEdit を発生します // 編集コントロールの開始幅を設定しますセルにある編集コントロールの // 開始幅です if ( this.ultraGrid1.ActiveCell.Column.Width < 250 ) e.StartWidth = 250; if ( this.ultraGrid1.ActiveCell.Column.CellMultiLine == DefaultableBoolean.True && this.ultraGrid1.ActiveCell.Row.Height < 100 ) e.StartHeight = 100; // 最大幅および最大の高さを設定しますUltraGrid は編集コントロールを最大の高さおよび最大幅より大きい // サイズに変更しません e.MaxHeight = 400; e.MaxWidth = 400; // セルで標準的な編集をするために自動サイズ編集をキャンセルできます bool cancelAutoSizeEdit = false; if ( cancelAutoSizeEdit ) e.Cancel = true; }