以下の表で、Infragistics Excel Engine のテーブル サポートの主要機能を簡単に説明します。追加の詳細は、以下の概要表の後に提供します。
Worksheet
Tables コレクションによってワークシートでテーブルを作成および削除できます。さらに、Workbook
GetTable メソッドを使用して、またはテーブル内のセルの 1 つの WorksheetCell
AssociatedTable プロパティを取得することによって、テーブルを名前で取得できます。ワークブックが保存されるときにファイルと一緒に Worksheet.Tables
コレクションのテーブルが保存され、そのファイルを開くときに Microsoft Excel のワークシートに表示されます。
新たに作成された WorksheetTable
インストールをカスタマイズできます。以下の動作はテーブルの作成と関連付けられます:
行が 1 行ある領域をテーブルとして書式設定し、ヘッダーを付ける、つまりデータ領域に行がない場合、ヘッダーの下の行は挿入行です。これは、その行のセルがテーブルを AssociatedTable 値として返し、テーブル内に含まれるすべての書式設定と関連付けられたスタイルで書式設定されることを意味します。
これが以下の行のセルにテーブルを拡大するという事実が原因となって、ヘッダー行の下のセルに関係して以下のいずれかのアクションが行われます:
各テーブルには関連付けられたスタイルがあります。このスタイルは、WorksheetTableStyle
クラスによって表され、WorksheetTable.Style
プロパティを通じてテーブルで公開されます。このスタイルは、以下の 3 つのプロパティによって Workbook
クラスから公開されます:
テーブル スタイルは、領域レベル (個々のセル レベルではなく) でテーブルの外観を制御することを可能にする多くのプロパティを定義します。
テーブル スタイルで適用される書式を持つことができる 13 の領域があります。これらは、すべてのオプションの書式ですが、設定されると、差分の書式として適用されます。これは、デフォルトではない書式の値のみがセルに表示されることを意味します。ただし、これらは、セルに直接的に適用されません。
セルは固有の書式を保持し、非デフォルト値に設定されると、セルの各書式プロパティはテーブル スタイルから領域書式をオーバーライドします。以下は、WorksheetTableStyleArea
列挙体によって定義される、書式を適用できる 13 の領域のリストです。これらは WorksheetTableStyle
AreaFormats コレクションによって公開され、優先順位の順にここにリストされます。
領域の異なるセットに書式を公開する WorksheetTable
クラスに同様の AreaFormats
コレクションがあります。
領域の書式に加えて、テーブル スタイルは各列の背景の縞模様が何列にまたがるのか、また各行の背景の縞模様が何行にまたがるのかを定義します。これらの設定は以下のプロパティで公開されます。
テーブル スタイルが、後で CustomTableStyles
コレクションから削除されるカスタムのテーブル スタイルである場合、テーブルではスタイルが現在の Workbook.DefaultTableStyle
に戻されます。
テーブルの各列は WorksheetTableColumn
クラスで表され、各テーブル内の列は読み取り専用の WorksheetTable.Columns
コレクションによって公開されます。テーブルの列は、テーブルに存在する列の部分のみを表します。それと対照的に、ワークシートの列全体は WorksheetColumn
クラスによって表され、Worksheet.Columns
コレクションによって公開されます。
テーブルの列によって、さまざまな設定が可能となります。これらを以下の表にリストします。
以下のトピックでは、このトピックに関連する情報を提供しています。
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