バージョン

PercentChangeYAxis の使用

このトピックは、コード例を示して、PercentChangeYAxisUltraDataChart コントロールで使用する方法を説明します。この軸で実際のデータ値の代わりにパーセント値を表示できます。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

チャート軸

UltraDataChart コントロールで使用される Axis オブジェクトの概念的情報を紹介します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

概要

PercentChangeYAxis を以下のシリーズ タイプで使用できます。

Note
注:

StackedSeries は現在 PercentChangeYAxis をサポートしません。

PercentChangeYAxis は、シリーズの最初のデータ ポイントを参照値として使用します。それ以後の値は参照値に比較して増減パーセントに基づいて拡大縮小されます。

CategorySeries の場合、参照値はシリーズの ValueMemberPath に相対します。

ScatterSeries の場合、参照値はシリーズの YMemberPath に相対します。

RangeSeries の場合、参照値は最初の安値に相対します。

FinancialSeries および財務指標の場合、参照値は最初の始値に相対します。

コード例

以下のコード例は UltraDataChart コントロールで PercentChangeYAxis の使用を紹介します。

C# の場合:

var dataChart = new UltraDataChart();
var percentYAxis = new PercentChangeYAxis();
dataChart.Axes.Add(percentYAxis);

VB.NET の場合:

Dim dataChart As UltraDataChart = New UltraDataChart()
Dim percentYAxis As PercentChangeYAxis = New PercentChangeYAxis()
dataChart.Axes.Add(percentYAxis)

以下の画像は、FinancialPriceSeries で PercentChangeYAxis の使用を表示します。

percent_change_y_axis.png