バージョン

軸範囲の構成

UltraDataChart™ コントロールで、数値軸の範囲は軸の最初と終わり、つまりデータの最小値と最大値の数値の差です。範囲の最小値は、軸の最小値です。範囲の最大値は、軸の最大値です。

デフォルトで、 UltraDataChart コントロールは、チャート プロット領域を最大化するために、最小データ ポイントおよび最大データ ポイントに基づいて軸の範囲の最小値と最大値を計算します。軸の最小値と最大値の自動計算は、データ ポイントのセットに適切でない場合があります。たとえば、データの最小値が 850 の場合、軸の MinimumValue プロパティを使用して軸の最小値を 800 に設定したい場合があります。これにより、軸の最小値とデータ ポイントの最小値の間に 50 のスペース値ができることになります。軸の MaximumValue プロパティを使用すれば軸の最大値とデータ ポイントの最大値にも同様のことが適用できます。

以下のサンプル コードは、NumericYAxis で軸の範囲を変更する方法を示します。

C# の場合:

var yAxis = new NumericYAxis()
{
    MinimumValue = 500,
    MaximumValue = 1300,
    Interval = 100
};

Visual Basic の場合:

Dim yAxis As New NumericYAxis()
yAxis.MinimumValue = 500
yAxis.MaximumValue = 1300
yAxis.Interval = 100

以下の画像は、UltraDataChart コントロールが NumericYAxis に軸範囲を設定した場合にどのように表示されるかを示します。

xamDataChart Axis Range 01.png