interpolatedValue = (precedingValue / 2) + (subsequentValue / 2)
通常、チャートは null 値を含むデータセットを表示する必要があります。データソースの null 値には異なる意味を持つ場合があるため、Chart コントロールはセット内の null 値をプロットするさまざまな方法を提供します。
null 値を処理する場合の一般的な質問は、値が null の場合にチャートのどこに配置するかということです。
ほとんどのチャート タイプでは、Chart コントロールは NullHandling プロパティを提供します。デザイナ ビューの [プロパティ] ウィンドウで、NullHandling プロパティはチャート タイプに対応するプロパティの下で使用できます。たとえば、Column チャートの [プロパティ] ウィンドウで、NullHandling プロパティは ColumnChart プロパティの下で使用できます。
NullHandling 値のリストを以下に示します。各値は null 値を個別に取り扱います。
NullHandling.Zero — null 値を Y 軸の 0.0 にプロットします。
NullHandling.DontPlot — セグメントを接続しません。セグメントをスキップし、隣接ポイントを接続しません。
NullHandling.InterpolateSimple — 単純な(線形)補間を使用して、null 値の前と後の数式間に点をプロットします。このために使用する数式は以下のとおりです。
interpolatedValue = (precedingValue / 2) + (subsequentValue / 2)
NullHandling.InterpolateCustom — アプリケーション レベルでカスタム補間ロジックを実行して、 UltraChart.InterpolateValues イベントを処理することにより、null 値を格納します。上記の例では、このイベント ハンドラは値 120 を使用して null 値を格納します。
以下の表は、Area チャートのデータセットの例です。
以下の領域チャート画像は、null 処理の 4 つの異なるタイプを使用してデータをプロットする方法を説明しています。