LineChartAppearance.LineAppearances プロパティと AreaChartAppearance.LineAppearances プロパティは、LineAppearance オブジェクトを含むコレクションです。これらのプロパティを使用して、折れ線グラフとエリア グラフの個々の線の外観をカスタマイズできます。線の外観機能によって、以下の平面チャート タイプがサポートされます。
各 LineAppearance object は、以下のプロパティを含みます。これらはチャートの個々の線をカスタマイズするために使用できます。
Thickness — チャートの各線の太さをカスタマイズできます。
SplineTension — 各線のカーブを調整できます。
LineStyle — このクラスには以下のプロパティが含まれます。
DrawStyle — 実線、破線、点線などの線を描画することができます。
StartStyle — 線の先頭のアンカー スタイル(矢印など)を選択できます。
EndStyle — 線の終わりのアンカー スタイル(矢印など)を選択できます。
MidPointAnchors — 線の各頂点のアンカーを切り替えることができます。
Key — このプロパティはオプションです。コレクションの LineAppearance プロパティを一意に識別することができます。このプロパティは、コードにある LineAppearance オブジェクトの参照を容易にするために提供されます。
IconAppearance — 線の各頂点で記号を描画する方法をカスタマイズできます。IconAppearance オブジェクトには、以下のプロパティが含まれます。
Icon — 描画する記号のタイプを選択できます。
Character — Icon プロパティが Character に設定されている場合、アイコンとして使用する文字を指定することができます。
CharacterFont — Icon プロパティが Character に設定されている場合、文字を描画するために使用されるフォントを指定することができます。
IconSize — 記号を描画するサイズを指定することができます。
PE — 記号の色を指定するために使用される PaintElement オブジェクトを指定することができます。その Stroke および Fill プロパティは、記号の色を決定します。
コレクションに LineAppearance オブジェクトがあると、これらのオブジェクトが順番に、次に周期的にチャートの各線に適用されます。たとえば、チャートに 5 本の線と 3 つの LineAppearance オブジェクト(lineApp1 から lineApp3)がある場合、チャートの 4 番目の線は lineApp1 オブジェクトを使用し、チャートの 5 番目の線は lineApp2 オブジェクトを使用します。
LineAppearance オブジェクトと同じように、チャートの各線に EmptyAppearance オブジェクトを使用できます。 LineChartAppearance.EmptyStyles および AreaChartAppearance.EmptyStyles コレクションを使用できます。Empty Appearance オブジェクトの詳細は、 「Null 値の表示をカスタマイズ」を参照してください。