バージョン

ColumnChooserEnabled プロパティ

このプロパティは、この UltraGrid で列チューザ ユーザー インターフェイスを有効にすることを指定します。UltraGrid はこの設定をヒントとして使用し、ユーザーが UltraGrid の外側に列をドラッグアンドドロップして列を非表示にすることを許可します。また、明示的に非表示にされた列を列ヘッダーの上にドラッグアンドドロップして列の非表示を解除することも許可します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property ColumnChooserEnabled As Infragistics.Win.DefaultableBoolean
public Infragistics.Win.DefaultableBoolean ColumnChooserEnabled {get; set;}
解説

このプロパティは、この UltraGrid で列チューザ ユーザー インターフェイスを有効にすることを指定します。UltraGrid はこの設定をヒントとして使用し、ユーザーが UltraGrid の外側に列をドラッグアンドドロップして列を非表示にすることを許可します。また、明示的に非表示にされた列を列ヘッダーの上にドラッグアンドドロップして列の非表示を解除することも許可します。

UltraGrid は組み込みのユーザー インターフェイス要素をサポートしており、ユーザーはこれを使用して UltraGrid の内部から列チューザ ダイアログを表示できます。この UI 要素を有効にするには、UltraGridOverride.RowSelectorHeaderStyleColumnChooserButton に設定します。また、UltraGridBase.ShowColumnChooser メソッドを使用するか、ColumnChooserDialog フォームをインスタンス化してそれを表示することで、列チューザ ダイアログを外部に表示することもできます。

UltraGridColumnChooser を使用してカスタムの列チューザ ダイアログを作成することも可能です。そのためには、フォームを作成し、UltraGridColumnChooser とその他のカスタム ユーザー インターフェイス要素をフォームに配置します。

このプロパティは、UltraGrid によって列チューザ インターフェイスが有効であると判断された場合、True に解決されます。列チューザが有効と見なされるのは、UltraGridOverride.RowSelectorHeaderStyleColumnChooserButton に設定されている場合、または列チューザ ダイアログがすでに少なくとも 1 回表示された場合です。どちらの条件も満たされない場合、このプロパティは False に解決されます。このプロパティが False に解決された場合、ユーザーは UltraGrid の外側に列をドラッグアンドドロップして列を非表示にすることはできません。また、非表示の列 (Hidden プロパティが明示的に True に設定されている列) の非表示を解除することもできません。

参照