バージョン

NavigatorSettings クラス

UltraDockManagerの Navigator 機能に関係したさまざまなプロパティを含みます。
シンタックス
'宣言
 
Public Class NavigatorSettings 
   Inherits Infragistics.Shared.SubObjectBase
public class NavigatorSettings : Infragistics.Shared.SubObjectBase 
解説

UltraDockManagerNavigator機能は、Visual Studio 2005 で見られるように、UltraDockManager によって管理されているペインまたは MDI 子ウィンドウをアクティブ化するために直感的なユーザー インターフェイスを提供します。UltraDockManager の UltraDockManager.HostControl が MDI 親フォームである (つまりフォームの IsMdiContainerプロパティが True を返す) ときに、この機能は Ctrl + Tab を押すことによって有効になります。UltraDockManager のホスト コントロールが MDI 親フォームでない場合、UltraDockManager で UltraDockManager.ShowNavigator メソッドを呼び出すことによって、Navigator インターフェイスを表示できます。

NavigatorSettings クラスには、Navigator のユーザー インターフェイスによって使用されるさまざまな設定に対する詳細なコントロールを提供するプロパティが含まれます。たとえば、Appearance プロパティは、Navigatorフォーム上のすべてのコントロールを使用した全般的な視覚的設定を決定します。ShowDescriptionArea プロパティによって、リスト内の現在選択された項目に関する詳細な情報を提供する項目リストの下にある領域を非表示にすることができます。エンドユーザーが Ctrl + Tab を押したときに Navigator のユーザー インターフェイスが表示されないように、Enabled プロパティは False に設定できます。


UltraDockManager の UltraDockManager.HostControl は、Ctrl + Tab を押すことによってアクセスされるナビゲータインターフェイスのための MDI 親フォームでなければなりません。

UltraDockManager は、Navigator 機能のランタイムの動作をカスタマイズするために使用できるいくつかの Navigator 関連のイベントを持っています。

  • BeforeNavigatorDisplayed - エンドユーザーがNavigatorを呼び出した (Ctrl + Tabを介して) 後だがNavigatorが表示される前に発生します。イベント引数は、NavigatorのUIが表示されないようにするために使用できるCancelプロパティを提供します。
  • InitializeNavigatorItem - Navigatorリストに表示される各項目ごとに1度発生します。このイベントによって開発者は、アイコンを提供して項目の横に表示することができます (デフォルトイメージが適切でないことが前提)。イベント引数の別のプロパティは、初期化中の項目がPanesまたはMDIの子のリストに含まれるかどうかを指定します。開発者は同様にここで項目の表示テキストを指定できます。
  • InitializeNavigatorItemDescription - ナビゲータインターフェイスにリストされた各項目ごとに1度発生します。ただし項目がユーザーインターフェイスによって選択されているときに限ります。このイベントのハンドラーは、Navigatorフォームの一番下にある記述領域に表示されるテキストを指定できます。このイベントは、NavigatorSettings の ShowDescriptionArea プロパティが True を返す場合に限り発生します。
  • AfterNavigatorClosed - Navigatorフォームが閉じた直後に発生します。

参照