バージョン

GetAutomationId メソッド

オートメーション要素の UI Automation 識別子 (ID) がある文字列を返します。
シンタックス
'宣言
 
Protected Overridable Function GetAutomationId() As String
protected virtual string GetAutomationId()
解説

利用できれば、要素のオートメーションは、ローカル言語とは関係なく、アプリケーションのどのインスタンスでも同じはずです。値は兄弟/姉妹要素で一意としますが、必ずしもデスクトップ全体で一意である必要はありません。たとえば、アプリケーションの複数のインスタンスや Microsoft Windows Explorer の複数のフォルダー ビューには、"SystemMenuBar" など、同じ AutomationId プロパティの要素がある場合があります。

テストのしやすさの観点から AutomationId のサポートは必ず推奨していますが、このプロパティは必須ではありません。サポートすれば、UI 言語とは無関係に実行するテスト オートメーション スクリプトを作成するのに AutomationId は便利です。他のアプリケーションで露出する AutomationIds について、クライアントを利用すべきではありません。アプリケーションのリリースやビルドが異なると AutomationId が不安定になるおそれがあります。

AutomationId プロパティには VT_BSTR のバリアント タイプがあります。デフォルト値は空の文字列です。

参照