イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、CancelablePrintPreviewEventArgs 型の引数を受け取りました。次の CancelablePrintPreviewEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。 | |
DefaultLogicalPageLayoutInfo Infragistics.Win.UltraWinGrid.CancelablePrintEventArgsから継承されます。 | すべての論理ページのデフォルトのレイアウト情報を返します。 |
PrintDocument Infragistics.Win.UltraWinGrid.CancelablePrintEventArgsから継承されます。 | 印刷ドキュメントを返します。 |
PrintLayout Infragistics.Win.UltraWinGrid.CancelablePrintEventArgsから継承されます。 | 印刷レイアウトを返します。 |
PrintPreviewSettings | 印刷プレビューのダイアログボックスの設定を返します。 |
PrintPreview メソッドから印刷ジョブが最初に開始される場合に、InitializePrintPreview イベントが発生します。印刷プレビュー (ズーム、プレビュー ウィンドウ タイトルおよびアイコン) のデフォルト パラメーターを設定し、プレビューされるデータにデフォルトの印刷ジョブ設定 (ページ ヘッダー、ページ フッター、マージンなど) を適用する機会をユーザーに与えます。これらの設定を適用するために printinfo パラメーターを介してイベントに渡される PrintInfo オブジェクトを使用します。
InitializePrintPreview イベントでデフォルトの印刷設定を設定後、印刷プレビュー画面がエンドユーザーに表示され、指定した設定を使用して印刷ジョブをプレビューします。ユーザーはレポートの異なる部分を表示したり、提供されるインターフェイスと直接対応することで印刷ジョブの設定を変更することができます。プレビュー画面から直接印刷を選択することもできます。これによって InitializePrint イベントがトリガーします。どのように PrintPreview メソッドがトリガーするかによって、印刷ダイアログも表示されます。
PrintInfo オブジェクトは、BeforePrint イベント、InitializePrint イベントおよび InitializeLogicalPrintPage イベント中に限ってアクセス可能です。