バージョン

SetInitialValue メソッド

ドロップダウンされるまでデータ ソースの読み込みを遅延させるために、このメソッドが使用されます。
シンタックス
'宣言
 
Public Sub SetInitialValue( _
   ByVal dataValue As Object, _
   ByVal displayText As String _
) 
public void SetInitialValue( 
   object dataValue,
   string displayText
)

パラメータ

dataValue
コントロールの初期データ値。
displayText
コントロールの初期表示テキスト。
解説

デフォルトで、コントロールの初期化プロセスが終了するとすぐにデータソースが読み込みされます。このメソッドを呼び出して非 null データ値と表示テキストを指定することによって、データソースの読み込みを遅延させることができます (空の文字列にすることができます)。ただし、このメソッドを呼び出した後でデータソースを設定する必要があることに注意してください。そうでなければ、設定時またはコントロールの初期化プロセスの終了時に、データソースは同期で読み込みされます。

以下はこのメソッドを使用するための一般的な方法です。デザインタイムで、UltraCombo の DataSource を null のままにしておくか、列をデザインすることを目的として、ダミーのデータソースにバインドします。ランタイムで、フォームの読み込み イベント ハンドラー (またはその他の適切な場所) で初期データ値と表示テキストを指定するこのメソッドを呼び出します。次に UltraCombo を実際のデータソースにバインドします。データソースがドロップダウンまたは Value プロパティが、このメソッドで指定された初期データ値でない値に設定されるまで、UltraCombo はデータソースを読み込みしません。

参照