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RefRange クラスメンバ

RefRangeデータ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	解説
	RefRange コンストラクタ	新しい RefRange を初期化します。

プロテクトフィールド

	名前	解説
	from	範囲の開始値 (正規化なし、開始値を含む)。
	normalizedFrom	範囲の正規化された開始値 (開始値を含む)。
	normalizedTo	範囲の正規化された終了値 (終了値を含む)。
	to	範囲の終了値 (正規化なし、終了値を含む)。

パブリックプロパティ

	名前	解説
	AbsoluteName	オーバーライドされます。被参照要素の一意の完全修飾名。読み取り専用。 Range の AbsoluteName は、from.AbsoluteName + ":" + to.AbsoluteName です。
	BaseParent	オーバーライドされます。参照された要素の親参照。要素階層をナビゲートするために使用します。この被参照要素がルート要素の場合、 Parent は null を返します。読み取り専用。 Range の Parent は this.from です。
	Context	参照のコンテキストを返します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	ElementName	オーバーライドされます。この参照要素の非修飾名。AbsoluteName メソッドによって完全修飾名を構築するために使用します。読み取り専用。 Range の ElementName は、from.ElementName + ":" + to.ElementName です。
	Formula	この Reference に関連付けられた IUltraCalcFormula です。この参照に数式が含まれない場合は、null が返されます。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	FromBase	From 参照を Refbase として返します。
	FromRef	From 参照を IUltraCalcReference として返します。
	HasAbsoluteIndex	再計算ネットワークを管理するために UltraCalcEngine によって使用されるフラグ。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	HasRelativeIndex	オーバーライドされます。再計算ネットワークを管理するために UltraCalcEngine によって使用されるフラグ。読み取り専用。範囲の HasRelativeIndex は、from.HasRelativeIndex です。
	HasScopeAll	true の場合、参照が All スコープのインデックスを指定して構築されたことを示します。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	IsAnchored	指定した参照がアンカーされる場合、True を返します。アンカー参照は要素への直接参照です。アンカーされない参照は間接参照です。間接参照は、参照の作成に使用する相対名などのコンテキスト依存のプロパティを格納します。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	IsDataReference	オーバーライドされます。この参照がデータ参照の場合 true を返します。データ参照は、グリッドセルまたはグリッドの SummaryValue などの値を含みます。多くの被参照要素 (グリッド列またはグリッドバンドなど) は値を参照しません。読み取り専用。範囲は常にデータ参照です。
	IsDisposedReference	true の場合、参照が破棄されたことを表します。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	IsEnumerable	オーバーライドされます。 True を返します。パス要素の区切り文字として使用する文字。
	IsRange	オーバーライドされます。 True を返します。この参照が範囲参照です。読み取り専用。
	NormalizedAbsoluteName	オーバーライドされます。標準化された絶対名を返します。計算エンジンは参照の標準化された絶対名を使用して、２つの参照の比較や参照の検索を行います。このプロパティは、絶対名の大文字小文字が区別されない部分を小文字に変換した文字列を返します。
	NormalizedFromBase	標準化された From 参照を Refbase として返します。
	NormalizedFromRef	正規化した From 参照を IUltraCalcReference として返します。
	NormalizedToBase	正規化した To 参照を RefBase として返します。
	NormalizedToRef	正規化した To 参照を IUltraCalcReference として返します。
	Parent	参照された要素の RefBase 親参照。要素階層をナビゲートするために使用します。この被参照要素がルート要素の場合、 BaseParent はnullを返します。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	ParsedReference	この参照の解析された表現を取得または設定します。これは絶対参照名を返します。アンカーされない場合、RelativeReference を使用しこの参照を作成するために使用する文字列の解析表現を取得します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	RecalcDeferred	ネットワークの再計算を管理するための計算エンジンで使用されるフラグ。参照が表示されることを意味します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	RecalcVisible	再計算ネットワークを管理するために計算エンジンによって使用されるフラグ。参照が表示されることを意味します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	References	オーバーライドされます。この参照が列挙可能の場合、参照のコレクションを返します。この参照が列挙不可能な場合、例外がスローされます。 Range は RefRangeCollection を返します。
	RelativeReference	アンカーされない場合、この参照を作成するために使用する文字列の解析表現を取得または設定します。AbsoluteReference を使用し、アンカー参照の解析された表現を取得します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	ToBase	To 参照を Refbase として返します。
	ToRef	To 参照を IUltraCalcReference として返します。
	Value	この Reference に関連付けられた UltraCalcValue です。この参照が値を含まない場合、UltraCalcErrorValue が返されます。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	WrappedReference	アンカーされない参照の間接参照を返します。読み取り専用。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。

パブリックメソッド

	名前	解説
	Contains	targetRP がこの範囲内に含まれる場合 true を返します。
	ContainsReference	オーバーライドされます。この範囲に inReference が含まれる場合、True を返します。
	CreateRange	この参照に相対して、範囲参照を作成します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	CreateReference	この参照に相対して、新しい参照を作成します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	Equals	オーバーライドされます。デフォルト実装は、この参照の正規化した絶対名と渡された参照が一致した場合trueを返します。これらのオブジェクトは、 GetHashCode と Equals の各メソッドを使用するデータ構造に追加されます。すなわち、正規化した絶対名はこのインスタンスのライフタイムを通して変更できません。変更された場合、オーバーライドするクラスがこのメソッドをオーバーライドし、このインスタンスの他の不変のプロパティに基づいてハッシュコードを返します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	FindAll	オーバーライドされます。この参照に対して相対的な、スコープ"All"を持つ名前付き参照を返します。これは常に例外をスローします。Range は BuildReference によって作成されることはないため、このメソッドが Range に対して呼び出されることはありません。
	FindItem	オーバーロードされます。オーバーライドされます。この参照が列挙可能な場合、参照のコレクションを返します。これは常に例外をスローします。Range は BuildReference によって作成されることはないため、このメソッドが Range に対して呼び出されることはありません。
	FindParent	参照をこの要素 Parent に返します。一部の参照実装 (RefColumn) は、これをオーバーライドし、「..」を処理するときに BaseParent と異なる値を返します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	FindSummaryItem	オーバーライドされます。名前を指定して、この参照に相対するサマリー参照を返します。これは常に例外をスローします。Range は BuildReference によって作成されることはないため、このメソッドが Range に対して呼び出されることはありません。
	GetChildReferences	参照の子参照を返します。このメソッドは null を返すことができます。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	GetEnumerator	範囲の列挙子を返します。
	GetHashCode	オーバーライド。デフォルト実装は、正規化された絶対名のハッシュコードを返します。これらのオブジェクトは、 GetHashCode と Equals の各メソッドを使用するデータ構造に追加されます。すなわち、正規化した絶対名はこのインスタンスのライフタイムを通して変更できません。変更された場合、オーバーライドするクラスがこのメソッドをオーバーライドし、このインスタンスの他の不変のプロパティに基づいてハッシュコードを返します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	IsSiblingReference	指定した参照がこの参照の兄弟かどうかを決定します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	IsSubsetReference	inReference がこの参照の真のサブセットの場合、True を返します。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	MarkRelativeIndices	オーバーライドされます。相対インデックスを持つこの参照内の各参照タプルの場合、 inReference 内の対応するタプルをマークします。
	ResolveReference	オーバーライドされます。指定した参照を、この参照を基準として解決します。たとえば、この参照が行参照で、inReference が列参照の場合、解決された参照は、この行と入力列の交差にあるセル参照です。 Range の ResolveReference は from.ResolveReference です。
	ScopedReferences	オーバーライドされます。指定した参照に制限される列挙可能な参照に IUltraCalcReferenceCollection を返します。 Range は RefRangeCollection を返します。
	ToString	クラス型、From 参照、および To 参照から成る範囲参照の文字列表現を返します。

プロテクトメソッド

	名前	解説
	BuildReference	指定の解析された参照のすべての要素を検索し、この参照に相対する参照を構築します。forceDataRef が true の場合、不完全な識別子が指定されたとき、任意の IsDataReference 参照は指定のデータ項目に解決するように強制されます。指定した解析済み参照の反復処理にはRefLoopが使用されます。このメソッドはルート参照オブジェクトによって、外部参照またはルート参照を扱うようにオーバーライドされる必要があります。ルート参照オブジェクトは、RefLoop を呼び出す前に、完全修飾された参照内のオプションのコントロール名を超える必要があります。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	CreateParsedReference	オーバーライドされます。参照の RefParser を新規作成するために使用します。
	FindRoot	参照階層のルート参照を返します。ルート参照は、参照の完全修飾された形式を解決するために使用されます。注: ルート参照では "this" を返すようにオーバーライドする必要があります。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	RefLoop	指定した RefTuple 列挙子を検索し、指定した開始参照に相対して参照を構築します。各 RefTuple では、次の「現在の」参照は、 RefTuple のスコープに基づいて Find メソッドを呼び出して構築します。forceDataRef が true の場合、不完全な識別子が指定されたとき、任意の IsDataReference 参照は指定のデータ項目に解決するように強制されます。 Infragistics.Win.CalcEngine.RefBaseから継承されます。
	Validate	範囲を検証します。この実装は、範囲が参照パス内の最後のタプルに限定されることを必要とします。

参照

参照

RefRange クラス
 Infragistics.Win.CalcEngine 名前空間

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