バージョン

SetCubeAsync メソッド

OLAP サーバーへ非同期要求を送信し、指定したキューブをデータソースの現在のキューブとして設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Sub SetCubeAsync( _
   ByVal cubeName As String, _
   ByVal update As Boolean, _
   Optional ByVal control As Control _
) 
public void SetCubeAsync( 
   string cubeName,
   bool update,
   Control control
)

パラメータ

cubeName
データソースの現在のキューブが設定されるキューブの名前。
update

データソースを直ちに更新するかどうかを示すオプションのブール値。

デフォルト値は true で要求を OLAP サーバーへ直ちに送信し、サーバーの応答を受け取った際に GetCubesAsyncCompleted イベントを発生します。

False を指定すると、 UpdateAsync メソッドを呼び出すまで、要求はサーバーに送信されません。

false に設定した場合、GetCubesAsyncCompleted イベントは発生しないことに注意してください。

control
オプションの Control への参照。指定した場合、このコントロールの処理が作成されたスレッドで GetCubesAsyncCompleted イベントが発生されます。この方法により、イベント ハンドラーからコントロール メンバーへ直接アクセスできます。
解説

hypercube や datacube とも言及されるデータソースのキューブは、コンシューマーが利用できる階層およびメジャーの設定を定義します。

データソースの現在選択されたキューブを変更するとデータソースの再初期化をトリガーするため、以前定義された階層やメジャーはすべて無効になります。階層を参照するキャッシュ情報や以前選択されたキューブで定義されたメジャーはこのメソッドを呼び出した後に更新されます。

このメソッドは、呼び出しスレッドをブロックしないように、OLAP サーバーに要求を送信した直後に返します。ただし、実際の操作は、サーバーがこの要求を返すまで発生しません。この要求は不定期に発生します。

参照