Me.UltraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns.Add("CalculatedColumn", "Calculated Value")
WinGrid にはアンバウンド列を追加できます。これは、行内の他のフィールドに基づいた計算を表示する場合や、グリッドにチェックボックスを配置してユーザーが複数行を選択できるようにする場合に便利です。
計算列を WinGrid に追加する方法については、WinCalcManager チュートリアルの 「WinGrid での計算された列の作成」を参照してください。
アンバウンド列をグリッドに追加するには、2 つの方法があります。デザインタイムには、カスタム プロパティ ページを使用することができます。ランタイムには、Band の Columns コレクションを使用して列を追加します。
グリッド上で右クリックし、コンテキスト メニューから UltraWinGrid デザイナを選択してグリッド デザイナを開きます。
[バンドと列の設定] を展開します。
適切な Band のノードを展開し、そのバンドの下にある Columns ノードをクリックします。
列のリストが右側に表示されます。リストの下部に [アンバウンド列の追加] というラベルがついたボタンがあります。このボタンをクリックします。
コードで列を追加するには、新しい列のキー値を指定して Columns コレクションの Add メソッドにアクセスします。オプションとして、列ヘッダに表示する表題を指定できます。
Visual Basic の場合:
Me.UltraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns.Add("CalculatedColumn", "Calculated Value")
C# の場合:
this.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands[0].Columns.Add("CalculatedColumn", "Calculated Value");
アンバウンド列を作成する際にもっともよく使うのは、他の列に基づく計算を実行し、アンバウンド列にその結果を表示することです。