バージョン

個々のコントロールでの GDI+ でのテキスト レンダリング

Ultimate UI for Windows Forms 2005 volume 3 (CLR 2.0)リリースでは、新しい TextRenderer クラスを使用して GDI テキストの描画を行えます。ただし、テキストを GDI+ で描画する場合は、DrawUtility.UseGDIPlusTextRendering プロパティを True に設定する必要があります。この結果、フォーム上のすべてのテキストが GDI+ で描画されます。テキストを GDI と GDI+ の両方のモードで描画することはできません。この問題を解決するために、TextRenderingMode プロパティがすべての基本クラスに追加されました。

この TextRendering Mode プロパティを使用すると、フォーム内のコントロールに対し GDI と GDI+ のどちらで描画するかを指定できます。特定のコントロールでテキストを GDI+ で描画できるようにするには、[プロパティ] ウィンドウで TextRenderingMode プロパティを見つけ、ドロップダウン リストから [GDIPlus] を選択します。次のコードでは、WinListView コントロールでテキストを GDI+ レンダリングを使用して描画できます。

Note

注: テキストの描画については、Ultimate UI for Windows Forms 2005 volume 3 リリースの制限事項が依然適用されます。回転させたテキストを描画するときには、GDI+ が TextRenderer クラスとして使用され、回転されたテキストはサポートされません。ドキュメントを印刷するには、GDI+ レンダリングを使用する必要があります。最後に、EditorWithMask クラスでは、描画には常に GDI+ が使用されます。詳しくは、「TextRenderer による GDI テキストの描画」を参照してください。

Me.ultraListView1.TextRenderingMode = Infragistics.Win.TextRenderingMode.GDIPlus
this.ultraListView1.TextRenderingMode = Infragistics.Win.TextRenderingMode.GDIPlus;