デフォルトでは、UltraGrid は列の MaskDataMode、MaskDisplayMode、および MaskClipMode の設定を使用し、エディターのデフォルトオーナーの設定は無視します。これは、関連する MaskMode 列挙体のメンバーに Default がないことによります。このデフォルトの動作を変更するには、このプロパティを True に設定します。このプロパティを True に設定すると、UltraGrid は常にエディターのオーナーの設定を使用します。こうすると、セルのEditorプロパティを使用して、列のセルに割り当てられたエディターにマスク設定を指定することにより、同じ列内のセルごとに異なるマスクデータ/表示/クリップモードを簡単に適用できます。このプロパティはMaskInputプロパティの解決順序も変更します。エディターの MaskInput 設定が null でない場合はその設定が使用され、null の場合は列の MaskInput 設定が使用されます。