このトピックは、Syntax Parsing Engine が使用する EBNF 形式での ISO 14977 仕様からの逸脱について説明します。
このトピックをより理解するために、以下のトピックを参照することをお勧めします。
Syntax Parsing Engine は、大半の EBNF 仕様に準拠していますが、以下の表に示すように一部逸脱が見られます。
Syntax Parsing Engine により、特殊なシーケンスで「?」文字を使用できます。これは、文章校正プロパティのセクションが多くの場合正規表現を含んでおり「?」文字を使用されることが多くあるためです。「?」文字が許可されない場合は、必要な場合のすべての場所で「?」と記述する必要があります。これは、「?」文字の XML エスケープ シーケンスです。これにより、すべての正規表現のパターンの可読性が下がります。
Syntax Parsing Engine により、記号名にアンダースコア (「_」) を使用できます。EBNF 仕様では記号名の先頭は必ず文字であり、その後ろにゼロまたは複数の文字または数字が続きます。Syntax Parsing Engine は記号名のいずれの場所にもアンダースコアを許可することによりこの機能を拡張します。構文ツリーのプルーニングを促進できます。詳細については、「 構文ツリーのプルーニング」トピックを参照してください。
このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。