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散布図 - スプライン シリーズ

このトピックは、コード例を示して、ScatterPointSeriesUltraDataChart™ コントロールで使用する方法を説明します。 いくつかの重要な概念的情報も提供します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

概要

ScatterSplineSeries は、データをプロットにデカルト座標 (x, y) システムを使用する散布シリーズのファミリに属します。シリーズはスプラインに接続したポイントのコレクションとしてデータとして表示し、それぞれが座標系システムで位置を決定する 1 組の数値 X/Y 値を持ちます。

散布シリーズでは、データの不均等な散らばりやデータの塊に注意が向けられます。収集されたデータの予測結果との偏差を強調表示することができます。科学データや統計データをプロットするためによく使用されます。ScatterSplineSeries はデータを X-Axis および Y-Axis で時系列に管理およびプロットします (バインドする前はデータが時系列でない場合も)。以下のセクションは、ScatterSplineSeries とその機能を使用する方法で重要なコンセプトやタスクベースの情報を示します。

シリーズ プレビュー

xamDataChart Scatter Series 04.png

図 1: ScatterSplineSeries 実装例

シリーズの外観

ScatterLineSeries は外観のカスタマイズに使用できる以下のプロパティがあります。

プロパティ名 プロパティ タイプ 説明

double

このプロパティは、スプラインの太さを指定します。

Brush

このプロパティは、スプラインのブラシ色を指定します。

このプロパティは、データ ポイント位置のマーカーの図形を指定します。デフォルトは None - マーカーなしです。

Brush

このプロパティは、マーカーのアウトラインの色を指定します。

Brush

このプロパティは、マーカーの塗りつぶしの色を指定します。

データ バインディング

ScatterSplineSeriesDataSource プロパティを使用し、IEnumerable インターフェイス (List、Collection、Queue、Stack など) を実装するデータ オブジェクトへバインドします。ただし、このオブジェクトの各データ項目には、2 つの数値データ列 (デカルト座標系でバブルを配置する X および Y 値用) が必要です。データ列は XMemberPath および YMemberPath プロパティを使用してマップされます。

上記の基準を満たすオブジェクトに BubbleDataSource があり、ダウンロードしてプロジェクトで使用できます。

コード例

このコード スニペットは、サンプル バブル データを ScatterSplineSeries にバインドする方法を説明します。

C# の場合:

var data = new BubbleDataSource();
var xAxis = new NumericXAxis();
var yAxis = new NumericYAxis();

var series = new ScatterSplineSeries();
series.XAxis = xAxis;
series.YAxis = yAxis;
series.XMemberPath = "X";
series.YMemberPath = "Y";
series.DataSource = data;
DataChart.Axes.Add(xAxis);
DataChart.Axes.Add(yAxis);
DataChart.Series.Add(series);

Visual Basic の場合:

Dim data As New BubbleDataSource()
Dim xAxis As New NumericXAxis()
Dim yAxis As New NumericYAxis()

Dim series As New ScatterSplineSeries()
series.DataSource = data
series.XMemberPath = "X"
series.YMemberPath = "Y"
series.XAxis = xAxis
series.YAxis = yAxis
Dim chart As New UltraDataChart()
chart.Axes.Add(xAxis)
chart.Axes.Add(yAxis)
chart.Series.Add(series)