TaskDragIncrement プロパティは、TaskPositioning プロパティが Proportional に設定される場合のみ適用できます。
TaskDragIncrement プロパティは、ドラッグ操作時のマウス移動の感度を制御します。タスク ドラッグ操作が値を変更プロパティをより小さい値に設定すると、TaskElementDragging イベントをより頻繁に発生し、各発生の時間間隔でより小さい変更になります。
ColumnWidth プロパティの値がピクセル単位で期間を決定するため、TaskDragIncrement プロパティは ColumnWidth プロパティの値に基づきます。
たとえば、ColumnWidth プロパティが 60 に設定された 1 時間の PrimaryInterval の場合、画面の各ピクセルは 1 分を表します。TaskDragIncrement が 5 分のタイムスパンに設定されると、ドラッグ操作の移動を登録するためにマウス ポインターは 5 ピクセル移動する必要があります。このような移動は、Task プロパティの使用可能な値を 5 分毎に変更します。同様のシナリオで ColumnWidth プロパティの値が 120 の場合、同じ 5 分の値を変更するためにユーザーはマウス ポインターを 10 ピクセル移動する必要があります。
TaskDragIncrement プロパティをタスクの時間に関連するドラッグ操作に適用し、TaskDragType 列挙体で定義された定数と一致します。