バージョン

MiniToolbar として以前に作成した RibbonGroup を使用

Note

注:Ultimate UI for Windows Forms の一部として提供されている Microsoft Office 2007 UI 機能を使用する場合、本ライセンスが、ユーザーに MICROSOFT OFFICE 2007 UI に対する権利を付与するものではないことに注意してください。詳細は、 officeui@microsoft.com にお問い合わせください。

標準ツールバー、RibbonGroups、および MiniToolbar はすべて同じオブジェクト モデルを共有するので、RibbonGroup の同じコンテンツで MiniToolbar を作成することは非常にシンプルです。RibbonGroup を作成する場合、AddTool メソッドではなく AddToolRange メソッドを使用してツールを追加することを確認してください。AddToolRange メソッドを使用する場合、RibbonGroup に追加されるツールの各キーを持つ文字列の配列を作成します。したがって、MiniToolbar に対して再びその配列を使用できます。

5 つのボタン ツールを持つと想定します。各ツールは WinToolbarsManager Tools コレクションに追加されました。ひとつのツール キーを表す各文字列で文字列配列を作成します。同時に 5 つのツールすべてを追加するために RibbonGroup の AddToolRange メソッドを使用できます。以下のサンプルコードを使用してこれを行えます。

Visual Basic の場合:

Dim toolKeys As String() =  {"tool1", "tool2", "tool3", "tool4", "tool5"}
Dim group As New RibbonGroup("Group1", "Group1")
group.Tools.AddToolRange(toolKeys)

C# の場合:

string[] toolKeys = {"tool1", "tool2", "tool3", "tool4", "tool5"};
RibbonGroup group = new RibbonGroup("Group1", "Group1");
group.Tools.AddToolRange(toolKeys);

RibbonGroup と同一のツールを持つ MiniToolbar の作成は、MiniToolbar の AddToolRange メソッドを使用する事に限られます。

Visual Basic の場合:

Me.UltraToolbarsManager1.MiniToolbar.Tools.AddToolRange(toolKeys)

C# の場合:

this.ultraToolbarsManager1.MiniToolbar.Tools.AddToolRange(toolKeys);

非常に役立つひとつのシナリオは、アプリケーションへの WinFormattedTextEditor コントロールの実装です。現在のマウスの位置でフォントを変更するリボン上のフォント グループを持ちます。ワードを右クリックしてフォント グループがマウスに表示されれば、エンド ユーザーは簡単(敏速)に作業できます。次のステップに進み、エンド ユーザーが画像をクリックした場合、同じ AddToolRange メソッドを使用して画像グループが動的に MiniToolbar にロードされます。