PopUpColorPicker ツールは、ユーザーが選択できる色のポップアップ リストを表示します。どの Appearance オブジェクトにもイメージが設定されていなければ、選択した色で塗りつぶされたボックスが表示されます。イメージを指定し、イメージ内の色をユーザーが色のリストから選択した色に変更することも可能です。この動作は Word でのフォント カラー ツールに似ています。
カスタムのイメージを使用して、ユーザーが別の色を選択するたびにイメージ内の色が変更されるようにするには、まず Customize エディタに移動して PopUpColorPicker ツールを作成します。ツールの SharedProps の下で AppearancesSmall または Appearance を選択し、ツールがツールバー上にあるときに表示されるイメージを設定します。イメージ内で、どの色を変更対象の色にするのかを決めます。たとえば、インク ボトルのイメージをツールに表示する場合は、ボトルの内側（インク部分）を選択色として指定できます。
ReplaceableColor プロパティで、変更する色を指定します。これで、ユーザーがツールを使用して別の色を選択したときに、ツールのイメージ内の指定した色が、ユーザーの選択した色に変更されます。