バージョン

WinGrid を非同期でエクスポート

WinGridExcelExporter™ コンポーネントによって、WinGrid™ 全体を直接 Microsoft Excel ファイルに非同期にエクスポートできます。 UltraGridExcelExporter オブジェクトの ExportAsync メソッドを呼び出すことによって、これを実行します。

はじめに

非同期エクスポートでは、エクスポート中にアプリケーションのユーザー インターフェイスを操作できます。非同期エクスポートが実行中に、アプリケーションは WinGrid にもデータ ソースにもアクセスできないことを保証しなければなりません。WinGrid の IsExportAsyncInProgress プロパティを使用して、アクセス競合を回避するために非同期エクスポートがまだ処理中かどうかを判断します。

要件

  • .NET Framework 3.0 以降を使用した Microsoft Visual Studio ソリューション

  • WinGrid とデータへのバインドを使用した Windows Forms アプリケーション ソリューション

  • フォームでの WinGridExcelExporter コントロール

手順

  1. WinGrid を非同期でエクスポートします。

C# の場合:

this.ultraGridExcelExporter1.ExportAsync(this.ultraGrid1, "C:\\Reports\\ExcelExport.xls");

Visual Basic の場合:

Me.UltraGridExcelExporter1.ExportAsync(Me.UltraGrid1, "C:\Reports\ExcelExport.xls")
  1. (オプション) 結果を検証します。

結果を検証するには、アプリケーションを実行してエクスポートを実行します (図 1) 。

WinGridExcelExporter Export WinGrid Asynchronously 01.png

図 1: Microsoft Excel ファイルに非同期でエクスポートする WinGrid