Dim textEditor As New Infragistics.Win.FormattedLinkLabel.FormattedLinkEditor(true) Me.UltraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns(0).Editor = textEditor
FormattedLinkEditor クラスを使用すると、埋め込みエディタを使用するすべての Ultimate UI for Windows Forms コントロールにフォーマットされたテキストとハイパーリンクを追加することができます。FormattedLinkEditor は、Ultimate UI for Windows Forms コントロールにこの機能を提供するために、埋め込みエディタ基本クラスから派生します。このトピックでは、 WinDataSource コンポーネントを使用してフォーマットされていないテキストを保存する WinGrid コントロールを設定する操作手順について説明します。WinFormattedTextEditor コントロールを使用して、このテキストをフォーマットします。
WinDataSource と WinGrid を設定します。
UltraDataSource コンポーネントをフォームにドラッグします。ultraDataSource1 コンポーネントがコンポーネント トレイ内に表示されます。
ツールボックスから UltraGrid コントロールをフォームにドラッグします。
[プロパティ] ウィンドウにある DataSource プロパティを ultraDataSource1 に設定します。
データ ソースを設定します。
コンポーネント トレイにある ultraDataSource1 を右クリックして [UltraDataSource デザイナ] を選択します。UltraDataSource デザイナが表示されます。
DataColumns の下で [新しい列の追加] ボタンをクリックします。
[適用] をクリックします。
左側のツリーにある [データ入力] をクリックします。
最初のセルに "<span >Bolded Text</span>" と入力して Enter を押します。
2 番目セルに "<span >Italicized Text</span>" と入力して Enter を押します。
3 番目のセルに "<span >Underlined Text</span>" と入力して Enter を押します。
[適用]、そして [OK] をクリックします。
WinFormattedTextEditor コントロールを設定し、列のエディタとして設定します。
次のコードを FormLoad イベントに配置します。最初の行は、FormattedLinkEditor のインスタンスをインスタンス化します。supportsEditing 引数に True を使用して、FormattedTextEditor のインスタンスを作成します。False では FormattedLinkLabel が作成されます。この 2 つの違いは、FormattedTextEditor は編集をサポートしますが、FormattedLinkLabel はサポートしないことです。コードの 2 行目は、FormattedLinkEditor を列のエディタとして設定します。
Visual Basic の場合:
Dim textEditor As New Infragistics.Win.FormattedLinkLabel.FormattedLinkEditor(true) Me.UltraGrid1.DisplayLayout.Bands(0).Columns(0).Editor = textEditor
C# の場合:
Infragistics.Win.FormattedLinkLabel.FormattedLinkEditor textEditor = new Infragistics.Win.FormattedLinkLabel.FormattedLinkEditor(true); this.ultraGrid1.DisplayLayout.Bands[0].Columns[0].Editor = textEditor;
アプリケーションを実行します。
3 つのセルがあり、それぞれにフォーマットされたテキストがあります。最初のセルを強調表示し、Ctrl+B を押します。テキストの太字は解除されます。セルのテキストを編集します。FormattedLinkEditor をインスタンス化した時に supportsEditing 引数で False が使用される場合、セルのテキストを編集できません。編集を許可したくない場合、ReadOnly プロパティを True に設定できます。ReadOnly プロパティの詳細は、 「テキストが編集されることを防止」を参照してください。