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NamedReferences フォーミュラ

NamedReference とは、実質的にはコントロールに依存しない数式です。NamedReferences にはさまざまな用途があります。たとえば、計算式の中だけで使用し、エンド ユーザーに見せる必要がない定数や数式を定義する際に使用できます。

NamedReferences の最も重要なプロパティを以下に示します。

プロパティ名 説明

フォーミュラ ビルダーによって NamedReferences を分類するために使用します。

Key

この NamedReference の一意のキー。Key は、数式内で NamedReference を参照するときに使用します。

この NamedReference の数式。NamedReference を定数として使用するため、Formula にはリテラルを指定できます。

FormulaResult (ランタイムのみ)

FormulaResult は数式の計算結果を返します。

NamedReference を追加するには、WinCalcManager コンポーネントの NamedReferences プロパティで、省略(…​)ボタンをクリックしてコレクション エディタを開きます。[追加] ボタンをクリックすると、新しい NamedReference がコレクションに追加されます。

定数を作成するには、単にリテラル値を Formula に割り当てます。たとえば、"Pi" という Key を持つ NamedReference を定義し、Formula を "3.1415" に設定します。

WinCalcManager Named References Overview 01.png

数式の中で名前付き参照を使用するには、名前付き参照の Key を角カッコで囲み、二重のスラッシュを付けます(例:"[//Pi] * [//Radius]^2")。