バージョン

WinGridExcelExporter が数式を Excel にエクスポート

WinGridExcelExporter™ は、Excel 関数のように WinCalcManager™ 式を Excel にエクスポートする機能を持つようになりました。以前は、WinGrid データを Excel にエクスポートするために WinGridExcelExporter を使用する場合、WinCalcManager の計算されたセルは実際に評価された値としてエクスポートされました。計算された WinGrid 列は、Excel ファイルの実際の値となり、Excel ワークシート セルに変更を行っても値の再計算は実行されません。Excel 関数として WinCalcManager 式をエクスポートすることによって、エンド ユーザーはワークシート セルに変更して、値を再計算することが可能となりました。

WinGridExcelExporter には FormulaExporting および FormulaExported イベントも装備されており、これによって特定の式のエクスポートをキャンセルしたり、エクスポート後に式を修正または変更することができます。式を Excel にエクスポートする時に発生する場合があるエラーを捉えて処理するために使用できる FormulaExportError イベントも提供されます。

この新しい機能は、ExportFormulas WinGridExcelExporter プロパティを False に設定することでオフにすることもできます。